2021年10月02日

バーベキューコンロ・グリルの種類

by キャプテンスタッグ株式会社

公開:2021.10.02 10:40 更新:2021.10.21 09:44

皆さんはバーベキュー(BBQ)に行く時にどんなバーベキューコンロ・グリルを持って行きますか?一緒にバーベキューをやる人数やシチュエーションなどによって選ぶコンロも違ってくるでしょう。
大人数に適したタイプ、少人数にぴったりのタイプ、一風変わった個性的なコンロなど、いろんなタイプがあります。

6つのタイプ別にバーベキューコンロ・グリルをチェックしてみましょう。

スタンダードタイプ

バーベキューコンロのイメージでは最も一般的なコンロです。四角いコンロに脚がついたタイプで、日帰りバーベキューならこのタイプがオススメです。

脚付きのコンロはテーブルから離して設置できるので、大人数の時や小さな子供がいる場合に便利です。引き出しのようにスライド式で炭を入れるタイプや、炭入れを外せる便利なタイプもあります。高さを段階調節(5段階調節機能など)できたりと用途も広いので、バーベキューをする人数に合わせてコンロの大きさを選ぶと良いでしょう。

このタイプのコンロは、大きいものだと持ち運びや収納の不安があるかもしれませんが、脚がたためるタイプも多いので、あまり気にせずに最適なものを選びましょう。

焚き火台タイプ(ロースタイル)

焚き火台タイプのバーベキューコンロ・グリルでは、ロースタイルのゆったりしたバーベキューや、暖をとるための焚火が楽しめます。少人数で大人雰囲気を楽しむバーベキューにオススメです。

少人数で火を囲って会話をしたり、キャンプファイアーの気分を味わったり、その流れでBBQを楽しみたい時には特に適したタイプです。ダッチオーブンを使う場合にも活躍します。

卓上タイプ(テーブルトップ)

卓上タイプ(テーブルトップ)のバーベキューコンロ・グリルは、焼肉店のように皆でテーブルを囲みながら食べることができるので、少人数でのバーベキューにオススメです。

V型卓上グリルなら、収納時は持ち運びしやすいトランク型になります。

パーティータイプ(ガーデン)

パーティータイプ(ガーデン)のバーベキューコンロ・グリルは大型のバーベキューコンロです。大型で移動が困難なので、庭先でのホームパーティーバーベキューなどがオススメです。

大人数でのバーベキューに最適のサイズですが、一方で燃料を多く必要とするので、うっかり無駄にしてしまう難点もあります。大型なので車に積載しての移動は困難ですが、週末などに庭先で行うホームパーティーバーベキューに適しています。

多用途タイプ

多用途タイプのバーベキューコンロ・グリルは、1台あればいろんな方法で活用できるものが多いのが特徴的です。

肉を焼くだけのバーベキューだけでなく、例えばダッチオーブンを使った料理やカマドとして使うなど、いろんな料理にチャレンジしてみたい方にオススメです。煙突が付いていてオーブンとして使えたり、焚き火台としても使えたりと大変便利で面白いタイプのものが多いです。卓上タイプの大きさで蓋が付いた多用途タイプでは蒸し焼きやスモーク料理も楽しめます。

バーベキューの楽しみ方を1ランク上げて、いろんな料理に挑戦しましょう。食事の後に焚き火を囲んで団欒をしたり、楽しみ方がグっと広がるのが多用途タイプの魅力と言えるでしょう。

簡易タイプ〈インスタントグリル(使い捨て)〉

簡易タイプ(インスタントグリル(使い捨て))のバーベキューコンロ・グリルはちょっとBBQを試してみたい方におすすめです。コンパクトサイズで着火や片付けも楽にでき、軽いので持ち運びも簡単。1つの簡易コンロで楽しめるのは、1~2人までの想定です。人数に応じて複数運用しやすいのもおすすめポイント。

焼面が小さいので少人数用で短時間しか使えませんが、メインの料理とは別にサブ的な位置づけのバーベキューコンロとしても簡単で使いやすいです。

燃料などすべてがセットされているので準備・炭火起こしの手間いらず。さらに片づけも楽なので初心者が多いBBQでも活躍します。ただしテーブルの上では使用しないで下さい。(テーブルの素材によっては、熱に強い・弱いがあります。)

豆知識:「コンロ」と「グリル」って何が違うの?

バーベキューコンロとバーベキューグリルって何が違うんだろう?

そう思っている方もいらっしゃるかもしれませんので、言葉の違いから考えてみましょう。

コンロ

コンロは漢字で焜炉と書きます。元々は「運搬可能な調理用の炉」のことをコンロと呼んでいました。熱源として木炭・ガス・電気などがあります。

グリル

グリルは「網焼き料理」と「網焼き調理に用いる器具」のことを言います。肉や魚のグリルが一般的です。

家庭のキッチンで考えると「ガスコンロ」とガスコンロに付いている「魚焼きグリル」という違いがわかりやすいと思います。つまり、コンロとは“熱源を用いる調理器具”のこと、グリルは“網焼き”のことなので、コンロの方が調理器具としては広義なものを指します。

バーベキューなどのアウトドア料理を考えると、持ち運びができ、火を起こして食材を焼くことが基本ですので、バーベキューコンロと言えます。網焼きに限った場合をバーベキューグリルと呼ぶかというと、実際にはほぼ同じものとして「バーベキューコンロ」「バーベキューグリル」と呼ばれているようです。

アウトドア料理で使う調理器具でコンロやグリルと違うものとしては、燻製を作るためのスモーカー(燻製器)などがありますね。

*アウトドアライフでは便宜上「バーベキューコンロ・グリル」と表記する場合があります。

提供元:キャプテンスタッグ株式会社

https://www.captainstag.net/

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