2021年08月03日

フローリングのお手入れ

by DCM株式会社

公開:2021.08.03 18:40 更新:2021.10.04 16:23

やってみよう!

フローリングの補修

<浅い傷には>ペンタイプの補修材

(1)床に合う色を選び、周りの木目に合わせて着色します。

(2)着色した部分を指で軽く撫でてぼかし、周りになじませます。

すり傷やあて傷をスピーディに解消。来客前にぜひやってみましょう!

補修テープ

もっと簡単に…という方には

傷部分に合うサイズに切って貼るだけの便利な木目調の補修テープもあります。ただし、テープの色は慎重に選びましょう。

<深い傷には>クレヨンタイプの補修材

大きな傷もあきらめないで。意外と簡単に補修できます。

補修箇所の色に合わせて色を選びます。傷に対して垂直に傷や穴にすり込み、ヘラ・定規などで傷に対して平行にこすりとり、乾いた布で周囲だけを拭きとります。

色を混ぜたい場合は、スプーンとライターを使って混ぜたい色のクレヨンを溶かします。溶かしたら傷部分に注ぎ、完全に冷めたらはみ出た部分をヘラ・定規でこすりとります。

色を決める際には、深い傷の場合には淡めの色を、浅い傷の場合には濃いめの色を選んでください。広い面で傷が付いた場合はクレヨンタイプで補修した後、木目に近い色のペンタイプで木目を書くと目立たなくなります。

フローリングにワックスを塗る

汚れや古いワックスをとります。

掃除機でホコリを吸いとった後、ぞうきんがけをします。ワックスがけをしたことのある床なら「ワックスはく離剤」で古いワックス分を拭きとることが必要です。

壁際などワックスが付いてほしくないところは、マスキングテープを使って保護します。

ワックスがけは、天気のよい日に行いましょう。ワックスを塗った後、早く乾くことがきれいに仕上げるポイントです。雨の日や天候が悪い日は避けましょう。

準備完了!いよいよワックスがけです。

液剤を使って塗る

液剤の場合はぞうきんを使います。床に直接かけずに、ぞうきんにワックスをしみ込ませます。

肌の弱い方は、手袋をつけることをおすすめします。

持続期間:長い

作業時間:長い

ワックスシートを使って塗る

ワックスシートで塗る場合は、お手持ちのフローリングワイパーにシートをセットするだけなので、簡単です。

持続期間:短い

作業時間:速い

ポイント

・板目に沿って、一定方向に塗っていきます。

・力をいれてゴシゴシせず、軽く塗り広げます。

・初めてワックスを塗る場合は、2度塗りしましょう。1回目が乾いてから、再び重ね塗りすると耐久性が増します。

<ワンポイントアドバイス> フローリングのお手入れ法

●ニス塗りの床

床の継ぎ目がニスで埋まれば水分がしみ込まなくなるので、普段は水拭きをしておきます。塗り直しは2年に一度程度。

●ワックス塗りの床

塗って乾かすだけのワックスなら、から拭きは不要ですが、1~2カ月に一度は塗り替えが必要です。

●道具の後始末

刷毛がニスで固まらないようにするために、水が入ったバケツか缶の中に刷毛を吊り下げておきます。次に使用する時は水を切ってから使います。

子供やペットのいる家庭は特に注意しましょう!

●普段のお手入れ

普段から掃除機やフローリングワイパーシートで、ほこりや汚れを取り除きましょう。汚れがついた時は、すぐに拭き取ることが大切です。

<準備>フローリングにワックスを塗る時に必要なもの

(1)床用ワックス

(2)ワックス剥離材

(3)スポンジ

(4)フローリングワイパー

(5)ワックスシート

(6)ぞうきん

フローリングの補修時に必要なもの

補修ペン

(7)補修クレヨン

(8)スプーン

(9)ライター

補修テープ

提供元:DCM株式会社

https://www.dcm-hc.co.jp/

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