2021年02月22日

〈ドッグデータベース〉レークランド・テリア

by ネスレ日本株式会社

公開:2021.02.22 00:00 更新:2021.10.04 16:23

レークランド・テリアのサイズ、性格、必要とされる運動量などの特徴、起源など、詳細データを解説いたします。

※FCI(国際畜犬連盟)やJKC(ジャパンケネルクラブ)のデータをベースとし、有限会社グラスウインドが監修しております。
※数値は目安です。あらかじめご了承ください。

レークランド・テリア

作出された当初は、現在とは別の名前で呼ばれていましたが、出身地が北イングランドの湖水地方だったため、レークランドという犬種名が正式名称となりました。飼い主には忠実なのですが、気が強いので、自分より大きな相手にも、ひるむことなく攻撃を仕掛けます。ワイヤーの被毛は、抜け毛は少ないのですが、皮膚病などを好発するので、定期的に皮膚の状態をチェックするといいでしょう。

飼う際の注意点

■旅行・移動に対応する適応力:高め

■留守に対する適応力:中程度

■子どもに対する適応力:中程度

性格は?

愉快で愛情深い性格です。やや攻撃的な面もありますが、勇敢さと自信があるためです。子どもと遊ぶことも好きで、トレーニングの飲み込みも早い方です。ただし、屋外で猫などを見つけると追いかける習性があるので、散歩の際には、油断せずにリードをしっかり持ちましょう。庭では穴掘りが大好きなので、ガーデニングをしている家庭では穴だらけにされないように注意しましょう。

必要とされる運動量

小柄ですが、テリアの血がそうさせるのか、かなり活発です。ほかの犬との触れ合いで社会性を養ったり、ストレス発散のためにも、30分程度の駆け足を取り入れた散歩を、毎日2回は行いましょう。運動や散歩が足りないと、癇癪を起こすこともあるので、毎日屋外へ出かけるように心がけましょう。

特徴

■原産国:イギリス

■犬種分類:テリア

■色・模様:ブラック&タン、ブルー&タン、レッド、ウィートン、レッド・グリズル、レバー、ブルーまたはブラック

■毛質・毛の長さ:ワイヤーコート(粗毛)

■抜け毛:少なめ

■サイズ:小型

■目安となる体高・体重

体高:37cmを超えてはならない、体重:雄(オス)7.7kg・雌(メス)6.8kg

■一日に必要な散歩量:中程度

■活発度:中程度

起きやすい病気/ケガ

非常に健康な犬種として知られていて、遺伝的なものも含めて、特になりやすいとされる重大な疾患はみられません。強いて挙げれば眼疾患と皮膚病に注意しましょう。

歴史

かつてはパターデール・テリア、フェル・テリアなどと呼ばれていました。キツネやカワウソ、イタチなどの農場にとっての害獣駆除の仕事をしていました。ベドリントン・テリアとオールド・イングリッシュ・ワイヤーヘアード・テリアの交配によって誕生しました。1912年、クラブが発足し、このときから正式に「レークランド・テリア」の名になりました。1921年には公認犬種となり、1934年、AKC(アメリカン・ケンネル・クラブ)でも受け入れられました。

ドッグショーでの評価基準

頭部はストップから鼻先までの長さは、ストップからオクシパット(後頭部)までの長さを超えません。スカルは平らで、鼻の色は黒色ですが、毛色がレバーの場合は、鼻の色もレバーです。マズルは幅広いのですが、長すぎません。歯の咬み合わせは上の切歯の内側に下の切歯の外側がわずかに接するシザーズ・バイトです。目の色はダーク(暗色)かヘーゼルです。耳は比較的小さく、V字型です。胴体は背はほどよく短く、腰も短く、胸はほどよく狭くなります。尾は陽気に掲げますが、背上に上げたり、巻いたりしてはいけません。前肢は前脚はまっすぐで、後肢は頑丈で筋骨たくましくなっています。

提供元:ネスレ日本株式会社

https://nestle.jp/brand/purina/

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