2021年11月15日

家庭菜園のカレンダー完全版!初心者でもわかりやすい育て方別のプランも紹介

by DCM 編集部

公開:2021.11.15 20:00 更新:2021.12.20 17:23

「自家製の野菜を作ったけど、次に何を作ろうか迷っている」といったように、1年を通じて栽培する野菜のプランを立てていないかたは、意外と多いかも知れません。

そんなかたには、家庭菜園をする上で、年間を通じたプランをカレンダー形式で知っておくことがおすすめです。

どの時期に何を栽培するのか計画をきちんと立てられているなら、次に作る野菜に迷いがなくなるでしょう。今回は、野菜作りで1年間のプランを練れるような提案をしたいと思います。

家庭菜園の春夏秋冬

家庭菜園を始めたばかりのときは、1年のサイクルを意識することなく「栽培したい植物を育てる」という状態ですよね。

しかし、四季の周期とそれに合わせて発生する作業をカレンダー的に把握しておくと、その場の思い付きではない計画的な野菜作りを楽しめるようになります。

それぞれの季節の特徴を把握しましょう。

春は農家の人が一年の農作業を開始する季節と言えます。そのため、家庭菜園を楽しむかたにとってもよいスタートを切る絶好のタイミングでしょう。

種をまくために、除草や畝作りに害虫対策など、やるべき仕事がたくさんあるので、計画的に物事を進めていく必要があります。

夏野菜をすくすくと育てるために枝葉を整えたり、梅雨対策として害虫を駆除したり、どんどん生える雑草を処理したりと実作業に手を取られることでしょう。

8月からは台風に気を付けなくてはなりません。その際に土を掘り返して太陽熱で土壌を消毒するなどを徹底できるとよいですね。秋野菜を育てる計画を夏野菜の収穫と並行して進めていく必要があります。

残暑の厳しい9月などは、日中の気温が30度越えを記録する日も珍しくありません。そうかと思えば、朝晩の冷え込みが厳しくなるなど、寒暖差が大きい季節です。

そのため、種を植えるタイミングを見極めることが大切になるでしょう。種植えが1日ずれただけで、収穫する日が1週間も変わってくるような状況になりかねないので、注意が必要です。

基本的に冬は種を植える作業がほとんどないのですが、秋に植えた作物の中には越冬して翌年3月頃の収穫となる野菜もあるでしょう。

そのため、寒冷対策としてビニールでカバーをするなどの手間がかかります。

越冬する品種以外は育てる野菜がない期間なので、家庭菜園の予定をカレンダー形式で計画したり、土中に残っている栽培した野菜の破片などを除く土壌整備の作業をしましょう。

【月別】おすすめの家庭菜園

1年を通して様々な野菜を育てられることが、家庭菜園にはまる大きな理由の一つだと言えるでしょう。実った野菜を収穫し、味を楽しむことは何物にも代えがたい喜びがあります。

ここでは、月別のカレンダー形式で育成をおすすめできる野菜を紹介しましょう。

4月:いんげん豆

4月下旬頃から種まきの季節が始まります。収穫時期は早くて6月下旬となるでしょう。

つるのない品種もありますが、つるを伸ばして生長するタイプには、巻き付くための支柱を立てる必要があるでしょう。

5月:トマト

5月上旬頃からはトマトの植え付けを始めるとよいでしょう。支柱でしっかりと支えつつ、甘さが増すように肥料で養分を加えます。収穫時期は早くて7月からとなります。

6月:オクラ

6月いっぱいの期間で種まきできるオクラは、早いものだと7月から収穫可能です。生育に適した気温は20~30度となっていて、風通しのよい場所で育てるとよいでしょう。

7月:長ねぎ

長ねぎは7月中旬頃までに植えましょう。収穫時期は早い場合で11月からとなります。生育に合わせて土寄せをし、畝を段々と高くして育てましょう。

8月:ブロッコリー

キャベツの変種であるブロッコリーは8月に植え付けを行うとよいでしょう。収穫は早いケースで10月からとなります。株間は40センチほど空けて苗を植えるとよいでしょう。

9月:春菊

春菊は9月が種まきに最適な時期で、収穫は10月以降となります。

種をまく前に肥料を加えておき、畝立てをするなどの下準備が必要です。水やりをしっかりとして乾燥させないことが大切です。

10月:チンゲン菜

チンゲン菜は種をまく時期が3~11月と幅広くなっていて、収穫時期も種植えに応じて4~12月となっています。

種子は1センチの間隔で植えていき、乾燥させないために不織布を被せるとよいでしょう。

11月:小松菜

小松菜もチンゲン菜と同じように種をまく時期は3~12月と幅広いので、収穫時期も4月から翌年の2月までとなります。

草丈が20センチを越えたあたりが収穫の目安となるでしょう。

12月:にんにく

12月はにんにくの植え付けがよいでしょう。収穫時期は5月頃となります。

寒さが厳しい季節なのでカバーをかけて冷やさないようにしつつ、春になったあたりで肥料を加えるとよいでしょう。

1月:大根

1月の種まきでも育てることができるのが大根です。収穫時期は早くて3月となるでしょう。大きいので畑で育てるものと思いがちですが、プランターでも立派に育てられます。

2月:ミョウガ

もっとも寒さの厳しい2月に植え付けできる野菜としては、日陰でもしっかりと育ってくれるミョウガが挙げられます。8月から収穫できるでしょう。

3月:ジャガイモ

料理に多く使えるジャガイモは3月に植え付けをします。収穫は6月なので3ヶ月の期間を要しますが、その期間に肥料を加えるなどの作業が必要になるでしょう。

家庭菜園の組み合わせカレンダー

家庭菜園を行う条件は、人によってさまざまでしょう。それこそ大きな畑を所有している人から、ベランダの一角に植木鉢を置くスペースしかない人まで、その条件はバラバラです。

そこで畑とプランターのケースに分けて、家庭菜園を楽しむ年間のプランを作成してみました。春夏秋冬の形式で挙げたので、そこからカレンダー的に計画を練ってみてください。

なお、プランターで育てられる野菜として紹介した作物は、初心者でも簡単に行えるよう、種植えの季節を問わない野菜になっています。

プランターで手軽に育てる家庭菜園カレンダー

【春:水菜】

種をまく際の注意点として、一定の間隔と深さを保ってあげるようにしましょう。そうすることで、むらのない均一な生育を実現できます。

【夏:ミニニンジン】

夏場にミニニンジンを育てる上で気を付けたいことは、発芽するまでの期間、しっかりと保湿をしてあげることでしょう。

【秋:ラディッシュ】

土が乾いていることを確認してから水を与えることが重要です。土中の水分が多すぎると根が伸びてくれないので注意しましょう。

【冬:ほうれん草】

ビタミンや鉄分などの栄養が豊富なほうれん草も、プランターで育てられます。寒い中でもすくすくと生育してくれるので、寒さの厳しい冬でもおすすめです。

畑で育てる定番野菜の家庭菜園カレンダー

【春:キュウリ】

キュウリは寒さに弱いので、春先に植えた際にはビニールカバーなどでトンネルを作り、しっかりと保温してあげる必要があります。苗を植える時期は5月です。

【夏:スイートコーン】

スイートコーンは適度に暖かい気候が生育に欠かせない条件だと言えるでしょう。水分を適宜与えるとしっかり育ってくれます。種をまく時期は4~6月です。

【秋:キャベツ】

しっかりと保湿された土を好むキャベツですが、湿気によって害を受けることもあるので、水はけのよい土壌を準備してあげましょう。苗を植える時期は9月です。

【冬:玉ねぎ】

寒さに強い作物なので、冬場でも育てられる野菜と言えるでしょう。肥料を加えるタイミングは、越年前の12月と越年してからの2月に分けて行います。苗を植える時期は11月です。

まとめ

以上、野菜作りをする上で覚えておきたい四季の特徴を解説し、カレンダー形式で月別におすすめの野菜を紹介しました。

また、ケースに合わせた野菜作りのプランを提示しました。食卓に手製の野菜が加わることの喜びは、とても大きなものと言えるでしょう。

年間通じて家庭菜園を行えるようにすることは、計画さえ立ててしまえばそれほど難しいことではありません。

充実した家庭菜園を楽しむためにも、ぜひこの家庭菜園のカレンダーを参考にして、オリジナリティ溢れる家庭菜園の計画を立ててみてくださいね。

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