2021年10月16日
by DCM 編集部 |
公開:2021.10.16 00:00 更新:2021.11.25 09:35
BBQや川遊び、森林浴など自然を満喫でき、春夏秋冬どの季節でも楽しめるのがキャンプの醍醐味といえます。しかし、キャンプ初心者の方は服装選びで悩んでしまうことも多いのではないでしょうか。
キャンプの服装選びはとても大切で、暖かい春だからといって油断すれば、
「朝晩の冷え込みに耐えられない」
「暑すぎてBBQどころではなかった」
といったキャンプを楽しめないこともあるのです。
そこでこの記事では、キャンプの服装選びのポイントやおすすめのコーデについて解説しました。キャンプのファッションで悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
キャンプの醍醐味は大自然の中でアクティビティをしたり焚き火をしたりといった、普段生活している環境とは異なる場所で非日常を楽しめることにあるでしょう。
しかし、キャンプの朝晩は予想以上に冷えることがあるため、普段の服装でキャンプをすると寒暖差の激しさで体を冷やしてしまう可能性もあります。
そのためキャンプでは服装選びのポイントを知っておくことが大切です。ここではキャンプの服装で大事な要素を5つ紹介します。
気温は標高が100m高くなるごとに0.5~1度下がるといわれ、夏であっても標高の高いキャンプ場では予想以上に朝晩は冷え込みます。
標高1,000m以上のキャンプ場の場合、8月でも朝晩の気温が15℃前後になることもあるのです。
普段の生活での気温を基準にして服装を選んでしまうと、「夜には寒くて寝られない」こともあるため、防寒対策はしっかりと行いましょう。
夏であっても暖かいインナーを用意したり、すぐに羽織れるウィンドブレーカー準備したりするなどして、気温によって体温調整をすることが大切です。
紫外線は標高が高くなるほど強くなるため、標高が上がるキャンプ場での日差し対策は大切です。季節や天気に関係なく紫外線は降り注いでいるため、帽子やサングラスなどでオールシーズン日差し対策をしましょう。
帽子は直射日光を遮ってくれるため、つばの大きい帽子がより効果的です。「暑い夏は通気性の良いメッシュ素材」といった、季節やシーンによって素材を使い分けるのもよいでしょう。
またサングラスをかけることで、紫外線による眼へのダメージを90%ほどカットできるといわれています。
眼に入る紫外線は正面からだけでなく様々な方向からも入るため、サングラスを選ぶ際は顔にフィットした大きめのものを選ぶとよいでしょう。
初心者が見落としがちなのが、焚き火をするときの服装です。
なぜなら、アウトドアウェアによく使われるポリエステルやナイロンといった化学繊維は「火に弱い」性質を持ちます。素材に気をつけないと「火の粉で服に穴があいた」ということもあります。
そのため、焚き火の際には燃えにくい「綿繊維の服」に着替えるようしましょう。また綿繊維の服は綿100%の服より燃えにくいといわれています。
アウトドアメーカーでは難燃素材が使われている焚き火ウェアも売られているため、焚き火で使用する用の服を用意しておくとよいでしょう。
キャンプでは動きやすい服装を選ぶようにしましょう。テント設営・荷物の運搬・調理の準備など、体を動かす場面が多いためです。
またキャンプ初心者の方はテント設営で苦戦する可能性があります。動きにくい服装ではより時間がかかってしまうでしょう。
座ったり、しゃがんだりする機会の多いキャンプでは身軽に動けるよう「伸縮性のある服装」を選ぶのが大切です。
また、川遊びやサイクリングなどアクティビティを予定している場合には動きやすさだけでなく、通気性や速乾性も重視して選ぶとよいでしょう。
キャンプ場には蚊をはじめアブやブヨ、蜂やムカデなどの危険な虫もいます。肌の露出が多いと虫刺されのリスクは上がるため、肌の露出はなるべく控えた服装を選ぶようにしましょう。
特にアブやブヨは足元に寄ってくることが多いため「足元を隠したスタイル」にすることがポイントです。
ブヨに刺された場合は、かゆみや痛みもひどく、刺された箇所の腫れも長く続くため注意しましょう。
虫よけスプレーといった虫よけグッズを使うだけでなく、肌の露出を控えた服装で虫対策を心がけましょう。
キャンプのファッションは季節や気温に応じて選ぶのが大切です。
暑い夏には通気性や速乾性に優れた服装選びが基本ですが、紫外線や虫刺されなどの対策も行わなければいけません。服装選びに気をつけることで、キャンプを快適に楽しめるでしょう。
ここでは季節毎に、キャンプのファッションコーデで意識するポイントについて解説しました。
春は夏に比べて暑さも控えめで過ごしやすそうな気候ですが、昼夜の寒暖差が大きいため防寒対策を意識した服装選びをしましょう。
特に、長袖シャツやロングTシャツは体温調節がしやすく、紫外線や虫よけ対策にもなるためおすすめです。
半袖の場合、夕方以降の気温の低下により寒くなってきたら軽めのダウンやカーディガン、アウターで調整するのもよいでしょう。
また、パンツは裏起毛のタイプを選ぶと冷え込む朝晩にも対応できます。サンダルを履く場合は靴下を着用して露出にも注意するようにしましょう。
特に体を冷やしがちな女性は、薄手の衣類を重ね着して、気温に応じて体温調整できるようにしましょう。
たとえば、半袖のトップスにベスト、アウターを用意することで細かな温度差に備えられます。重ねるアウターに防水加工のパーカーを選べば、突然の雨にも備えられるためおすすめです。
また裏起毛の巻きスカートを1つ用意しておけば、パンツの上からでもすぐに着用できる上に、お子さんの羽織ものとしても使えるでしょう。
夜に冷え込むこともあるため、厚手のインナーを用意しておいた方が安心です。
冬の寒さは着こむことで回避できますが、服装で夏の暑さの対策をするには限界があります。
そのため、強い日差しのもとで体を動かす夏には、速乾性のない綿100%の素材や通気性の悪いものは避けるようにしましょう。
汗が乾かないまま日が暮れて寒くなると風邪をひく原因にもなります。通気性の良いシャツを着ている場合であっても、寒さ対策としてアウターを用意しておくことも大事です。
また夏は服装の色も重要です。黒色の服は、熱を集めて体温が上昇してしまうため、白や黄色などの明るめの色を選び、暑さ対策をするとよいでしょう。
夏の日差しは肌荒れや髪が痛む原因になります。女性にとって紫外線は注意したいものですよね。
特にほかの季節に比べて紫外線が強い夏は、日除けに注意したコーディネートを心がけるのがポイントです。
帽子は360度全方向につばのあるハットタイプのもので、顔周りの紫外線をしっかりとブロックしましょう。
また、真夏の暑さの中では半袖で過ごしたい方も多いと思いますが、半袖で肌を露出する場合は、UVカーディガンを一枚羽織り紫外線対策をするのがおすすめです。
寒さが増してくる秋は、ネックウォーマーやマフラーなどの小物を用意しておくと安心です。
小物を使うメリットとして、冷えやすい箇所を重点的に温められます。また寒暖差によって衣類を調節できるスタイルにしておくこともポイントです。
羽織ものであれば、前開きのシャツやパーカーなどを準備しておくのがよいでしょう。また、下半身の対策としてパンツの中に履けるインナーがあると安心です。
暑さと寒さで服装選びが難しい秋ですが、夜は予想以上に冷え込むためトップス・ボトムス・アウターの三点を揃えることがコーディネートのポイントです。
トップスにおいては、速乾性のあるTシャツを選ぶことで汗対策になります。
肌寒い時期であれば保温性に優れたメリノウール素材の長そでシャツを選ぶのがよいでしょう。また、アウターには雨風に耐えられるマウンテンパーカーがおすすめです。
アウトドアメーカーでも女性向けのおしゃれなものが売られているため、ファッション要素もふまえて選んでみるのもよいかもしれませんね。
冬のキャンプで一番気をつけたい点は防寒対策です。澄んだ空気の中で綺麗な星空を楽しむことができる季節ですが、体を冷やさないためにも寒さ対策は念入りに行う必要があります。
冬場はインナーからアウターまで重ね着することが基本です。機能性インナー・トレーナー・フリース・ダウンジャケットなど、寒さに応じて調整するようにしましょう。
またパンツの上にダウンパンツを着用するといった下半身の寒さ対策もポイントです。
冬の寒さは地面からも伝わるため、末端冷え性の女性にとって冬は辛い時期でもあります。そのためトップスやアウターだけでなく、足元の冷え対策もしっかり行うのがポイントです。
スニーカーは動きやすいためキャンプでは向いていますが、冬場は寒さに耐えられない可能性があります。保温性・撥水性・動きやすさに優れた防寒靴を選ぶのがよいでしょう。
またダウンジャケットは首元までしっかりと閉まるものやフードの付いたものを選ぶのがおすすめです。
キャンプは季節や気候に合わせて服装を選ぶのが大切です。また泊まり込みのキャンプでは、時間帯によって気温が変わることも考慮しなければいけません。
日中は気温が高くても朝晩は冷え込みます。天気予報で最低気温をしっかりとチェックしておくのもポイントです。
また夏は虫刺されにも気をつけなければいけません。暑い日は半袖を着てしまいがちですが、蜂やアブなどの危険な虫に刺されないためにも、薄手の長袖シャツを羽織るといった工夫もしましょう。季節に合わせた服装を選び、キャンプを楽しんでみてください。
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