2021年12月13日
by DCM 編集部 |
公開:2021.12.13 10:00 更新:2022.01.07 09:35
防災用食料(非常食)の備蓄量や選び方が分からないことも多いでしょう。災害はいつ起きるか分からないため、普段から食料を備蓄しておくと安心です。
本記事では、防災用食料がどのくらい必要か、備蓄する際の選び方・手軽に購入できるおすすめの食べ物5選を紹介していきます。
災害に備えて、防災用食料の購入を考えているかたは、ぜひ参考にしてみてください。
災害が起きてから、ライフラインが復旧するまで、1週間以上かかることがあります。
また、3日以上物資が到着しなかったり、物流の機能が停止して1週間コンビニやスーパーなどで食料が手に入らなかったりする場合もあるでしょう。
そのため、防災用食料は、最低3日〜1週間分×人数の食料を備蓄しておくのが望ましいです。
備蓄する防災用食料は、以下の項目に沿って選ぶようにしましょう。
・食べ慣れている好みの食べ物
・常温・長期保存ができる
・調理不要ですぐに食べられる
・アレルギーや家族構成を考慮する
・ゴミがあまり出ないもの
・「ローリングストック法」で備蓄状態を保つ
災害時は、ストレスが原因で、おいしく食べられなかったり、食欲不振が起こったりする可能性があります。
そのため、カップ麺やご飯ものなど、普段から食べ慣れている食料を自分の好みで選ぶと良いでしょう。
防災用食料は、常温で長期保存できるものがおすすめ。常温で保存できるので、置き場所に困りません。長期保存できるのなら、一度の購入で済むので手間も少なくなります。
最近では、3〜5年の間、保存ができる防災食料もあります。常温保存ができて、できるだけ賞味期限と消費期限が長いものを選ぶようにしましょう。
災害直後は、水や電気などのライフラインが使えないことも多いため、なるべく調理不要ですぐに食べられるものを備蓄しておくとよいでしょう。
パンやクッキー・ビスケットなどがおすすめです。また、チョコレートやキャラメルなどの手軽にカロリーを摂れる食料を選ぶとよいです。
アレルギーを持っている人だと、支援物資でアレルギー反応が出る可能性があります。そのため、普段からアレルギー反応を起こさない食料を備蓄しておくようにしましょう。
また、家族に赤ちゃんがいる場合には粉ミルクや離乳食、お年寄りのかたがいる場合にはお粥などの柔らかいものを備蓄しておくと安心です。
災害時は、ゴミの回収が一時的に止まってしまうため、復旧するまでの間、ゴミを保持していないといけなくなります。
そこで、パウチタイプの防災用食料を選んでおくことで、小さくまとめることができたり、ゴミがかさばらなかったりして便利です。
また、チャックが付いたものであれば、においや中身が外に漏れるのを防止してくれます。
ローリングストック法とは、カップ麺や缶詰などの防災用食料を少し多めに備蓄しておき、賞味期限の近いものから順に、食べたら補給を繰り返し食料の備蓄状態を保つ方法です。
この方法を取り入れることで、万が一の災害時に、「消費期限が切れていて食べられない!」という状況を防げるでしょう。
最後に、手軽に購入できる、おすすめの防災用食料として以下の5つを紹介します。
①缶詰
②インスタント麺
③レトルトごはん
④フリーズドライ食品
⑤昔ながらの保存食
どれも手軽に買えて、値段もリーズナブルなので、ぜひ参考にして購入してみてください。
缶詰には、ツナ缶やサバ缶などの魚介の缶詰や、コンビーフや焼き鳥などの肉の缶詰など、さまざまな種類があります。災害時でも、タンパク質を手軽に摂取できるのがポイント。
物によって賞味期限が異なりますが、約3年が目安となっています。
カップ麺や袋麺などのインスタント麺は、普段から手軽に使えて、まとめて購入できるので、防災用食料として非常におすすめです。
賞味期限は半年、消費期限は長くて1年が一般的なので、前述したローリングストック法を使い、消費期限切れを防ぎながら備蓄しましょう。
体を動かすために必要なエネルギー源である「炭水化物」を摂取するために、かかせないのはお米です。
しかし、災害時には、お米を炊くことは難しいものがあります。そんな事態もふまえて、レトルトごはんを備蓄しておきましょう。レトルトごはんの一般的な賞味期限は製造から1年です。
フリーズドライ食品は、お湯を注ぐだけで温かい味噌汁やスープを飲むことができ、空腹感はもちろん、気持ちも満たしてくれます。
また、防災用食料としてではなく、普段使いも良くて人気が高いのでおすすめです。フリーズドライ食品の賞味期限はメーカーによって異なりますが、約1〜3年半くらいが目安です。
ただし、箸や茶碗は別に用意しておく必要があるので、気を付けてください。
地域や家庭に伝わる昔ながらの保存食も防災用食料としておすすめです。例えば、信州で伝わる「氷もち」や、九州で伝わる「干しタケノコ」など。
また、長野県では「漬物」が、災害時の防災用食料として活躍しています。この機会に、地域や家庭に伝わる保存食を防災用食料として活用してみてはいかがでしょうか。
もしもの災害に備えて、防災用食料は、最低3日分〜1週間分×人数分の食料を備蓄しておくようにしましょう。また、防災用食料を備蓄する際の選び方は以下のとおりでした。
・食べ慣れている好みの食べ物
・常温・長期保存ができる
・調理不要ですぐに食べられる
・アレルギーや家族構成を考慮する
・ゴミがあまり出ないもの
・「ローリングストック法」で備蓄状態を保つ
また、本記事で紹介したおすすめの防災用食料も参考にして、ご家庭に合った防災用食料を選んでみてください。
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