2021年02月24日

〈雪害で困った!〉雪解け時のお家周りの補修方法

by DCM 編集部

公開:2021.02.24 08:55 更新:2021.10.04 16:23

春に向かい雪解けが進むと、雪で隠れていた部分が顔を出します。
今年は大雪。「雪害」として考えられるのが、アスファルトの穴ぼこ(ポットホール)、コンクリートのクラック(ひび割れ)、いろいろな場所の破損。
雪解けとともに点検して補修しましょう!

アスファルトの穴補修

なぜ穴が空く?

気温が高くなると雪が解け、アスファルトの小さなひび割れや継ぎ目に、雪解け水が入り込みます。

その水分が夜に凍結し膨張、路面が膨らみ、車両が通り膨らみを破損。

アスファルトが破損され穴が空いてしまいます。

放っておくと穴は大きくなり、タイヤのパンク、転倒など危険がいっぱいです。

アスファルトの補修は「マイルドパッチ」

「マイルドパッチ」は、水をかけて、踏み固めるだけで固まる新しいタイプの袋詰め常温合材です。

耐久性が非常に高く、雨天時も施工可能です。

適用場所は

・軽交通~重交通、超重交通道路の補修

・水たまりやぬかるみが発生している路面のポットホールの緊急補修

・自動車専用道路等の初期強度や耐久性が要求される舗装の補修

・災害時の緊急補修・ポットホール補修

・車道・歩道

詳しくはこちら

https://mirateo.jp/recipe/362d8327-ac5f-4ba8-a174-77e2420171b6/readings

凍上現象とは

物置の扉が開かない!

凍上現象とは、冬期間に、寒気によって土壌が凍結し氷の層が発生して、土壌が隆起する現象です。

物置の扉が開閉しにくくなるのは、凍上現象が要因となることもあります。

物置全体の歪みや、不具合が発生した場合は、専門業者へ調整・修理依頼を実施し、夏にかけて地盤が安定するころに、地盤改良をお勧めします。

外壁、玄関先コンクリートのクラック(ひび割れ)補修

外壁や、基礎部分、玄関先の階段など、いつの間にかクラック(ひび割れ)が入っていることがあります。

雨漏りや、ひび割れの拡大を防ぐためにも、早期の補修が必要です。

外壁、コンクリートの場合

①補修する面のほこり・油・水を取り除き、よく乾燥させます。

②補修部分に押し込むように充填します。

※必要に応じて補修部分の周辺をマスキングテープで保護します。

③必要に応じてヘラなどで仕上げます。

施工後1日はそのままの状態で静置してください。

おすすめ商品 セメダイン ひび割れシール 120ml

商品情報

変成シリコーンの充てん材です。外壁のひび割れ補修に最適です。硬化後は塗装もできます。速硬化型なので作業性に優れています。接着性に優れ、硬化後は弾力性をたもつので補修部分がひび割れにくい。

用途

・外壁のひび割れ、雨もれの充てん、補修

・外壁目地の防水シール

使用できるもの

コンクリート、モルタル、タイル、プラスチック、金属(アルミ・鉄・ステンレス・銅等) 等

※貴金属や高価格品の接着には使用しないでください。

※皮ふや飲食物が直接触れる部分の接着・補修には使用しないでください。

※接着面が小さい部分(眼鏡フレームなど)には充分な接着力が得られません。

※生物を入れる容器には使用できません。

使用できないもの

ポリエチレン、ポリプロピレン、フッ素樹脂、ポリアセタール 等

換気扇フードの交換

屋根からの落雪により、換気扇カバーが破損してしまうことがあります。

そのまま放置すると、外風・雨・虫・鳥・異物等の侵入が考えられますので、交換をお勧めします。

簡単な補修方法
屋外換気口 施工情報

下地組及びコーキング不良により結露が壁内部に吸収され下地の腐れやカビの発生原因となります。寒冷地では、特に凍害の原因にもなりますので、換気口回りの施工には十分注意してください。

交換については、専門業者へ依頼することをお勧めします。

波板の張替え・補修

落雪や、雪の重さで波板が破損している場合があります。

「割れ」程度であれば、補修テープ、欠損、剥がれなどあれば張替えをお勧めします。

波板の補修おすすめ商品 「ニトムズ 波板テープ M 502」

雨・風に強く、接着力に優れた補修用テープです。もちろん油性ペンキの上塗りもOK。

※水性ペンキは使用できません。

曲面のある波板にもピッタリなじみ、割れ目や穴の補修、補強に適しています。

注意

高所作業になるので十分に注意しましょう。

波板の張替え

「割れ」、「欠損」がひどい場合は、張替えが必要になります。

注意

高所作業になるので十分に注意しましょう。

詳しくはこちら「波板の張り方

https://mirateo.jp/recipe/aba57d84-b375-417a-8af7-5e9575d36545/diys

最後に

雪解けとともに、お家周りを点検してみませんか。

今まで気づかなかったキズや、汚れが見えてきます。

小さな補修であれば、自分でできることもたくさんありますよ。

さあ、思い切って「セルフ補修」にチャレンジしましょう!

くれぐれも安全に注意してくださいね。

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