2022年01月03日
by DCM 編集部 |
公開:2022.01.03 02:00 更新:2022.01.24 07:53
エアプランツの購入を検討されている場合は、「エアプランツの育て方が知りたい」ということも多いでしょう。
エアプランツは土が無くても生息できますが、正しい育て方をしないとすぐに枯れてしまいます。
そこで本記事では、エアプランツの育て方を4つのステップで解説。また、育てるときのポイントと注意点もあわせて解説していきますので、ぜひ最後まで見ていってください。
エアプランツを育てる際には、以下の4つのステップを踏むようにしましょう。
①生育環境を整える
②水やり(ミスティング)をする
③ソーキングをする
④株分けをする
4つのステップについて、1つずつ順番に解説していきますので、エアプランツを失敗せずに育てられるように、参考にしてみてください。
エアプランツは、土が無くても葉っぱから大気中の水分などを吸収して生育ができる植物です。
本来は、砂漠などの乾燥した地域に生息していて、樹木や岩などに根を張っています。
そのため、ウッドチップや流木・水苔などと一緒に育てると、自生地の環境に近づくので、より良い状態で育てられるでしょう。
水やり(ミスティング)を行う際は、霧吹きでエアプランツ全体をたっぷり濡らしてあげましょう。
ただし、エアプランツには、「銀葉種」と「緑葉種」の2種類があり、それぞれ水のやり方が異なります。
銀葉種の場合、トリコーム(水分を絡め取るための葉の表面に生えている毛)が多く生えているため、1週間に2回を目安に水やりを行うとよいでしょう。
一方で、緑葉種の場合、トリコームが少ないため、水分の吸収力が銀葉種と比べて弱いです。そのため、緑葉種は、2日に1回を目安に水やりを行うとよいでしょう。
水やりを忘れてしまい、エアプランツが乾いてしまった場合の水やり方法は、「ソーキング」という方法がよいでしょう。
ソーキングとは、水の中にエアプランツをまるごと入れて、6時間程度つけておく水やり方法です。目安としては、月に1〜2回程度がおすすめ。
エアプランツの葉先が乾燥してカールしていたり、旅行などに出かけていて水やりができなかったりした場合に行いましょう。
ただし、ソーキングの時間が長すぎると、根腐れしてしまう場合があるため、注意が必要です。
エアプランツは、株分けをすることで、増やすことが可能です。
具体的には、十分に大きく生長したエアプランツの花が咲いた後、子株が生長してくるので、この子株を取りましょう。
なお、花が咲き終わった後、親株は1〜2年程度で枯れてしまうので、親株を取り除くように株分けするようにしてください。
基本的なエアプランツの育て方が分かったら、さらに立派に生長させるためのポイントもおさえておきましょう。
・なるべく入荷したての苗を選ぶ
・肥料を与える
・日当たり・風通しがいい場所に置く
・流木に固定する
このポイントをおさえておくことで、元気なエアプランツを育てられるようになります。
初めてエアプランツを選ぶ際には、なるべく入荷したての葉がキレイで傷みの少ない苗を選ぶようにしましょう。
なぜなら、お店で陳列されているエアプランツの場合、いろんな人に触られて、弱っていたり傷ついていたりする場合があるからです。
また、葉色が変色している場合も避けるようにしましょう。
エアプランツは、肥料が無くても育ちますが、生長期の春(4〜6月)や秋(9〜10月)に与えると生長が促進されるといわれています。
肥料を与える方法としては、エアプランツの種類にもよりますが、基本的には既定の1,000倍以上に薄めた液体肥料を霧吹きで与えます。または、ソーキングの際に水に薄めた液体肥料を入れてつけてもよいです。
ただし、生長が緩慢な冬や株が乾燥して弱っているときは、肥料を与えないでおきましょう。
エアプランツは、日当たりが良く、風通しがいい場所に置くようにしましょう。
土が無くても育つからといって、日当たり・風通しが悪い場所に置いておくと、エアプランツも植物なので、弱ってしまうこともあります。
また、蒸れを防ぐために、流木や石の上に置いたり天井から吊したりなどをしておくとよい
でしょう。
エアプランツは自生地では、流木や岩・水苔などに根を絡め付けて生息しています。そのため、より自生地に近づけるように流木などに固定するとよいでしょう。
また、流木に固定することで、オシャレな見た目を作り出すことができ、インテリアとしても活躍してくれます。
最後に、エアプランツを育てるときの注意点を解説します。
以下の点をふまえて、キレイで元気なエアプランツを育てましょう。
エアプランツは、害虫や病気に強く、あまり害虫被害が出ることはありません。しかし、乾燥しているときに、カイガラムシやハダニが発生する場合があります。
また、カイガラムシの排泄物により、すす病という病気を生じる場合があるので、見つけ次第、早急に駆除しましょう。
駆除の方法は、歯ブラシなどで削ぎ落とす方法が挙げられます。ただし、被害がひどい場合には、殺虫剤を使うようにしてください。
適度な日光は光合成に必要なため、できるだけ日当たりがいい場所に置くのがよいですが、直射日光を当ててしまうと、葉焼けを起こしてしまう場合があるので、注意しましょう。
また、トリコームが少ない緑葉種は葉焼けしやすいので、より注意が必要です。
水やり(ミスティング)を行うタイミングは、夕方から夜に設定するようにしましょう。なぜなら、エアプランツが葉から水分の吸収を始めるのが夜の時間帯だからです。
昼の時間帯だと、気孔が閉じてしまっているため、うまく吸収できずに枯れてしまう可能性があります。
そのため、水やりのタイミングを間違えないようにしましょう。
今回は、エアプランツの育て方を4つのステップで解説しました。
①生育環境を整える
②水やり(ミスティング)をする
③ソーキングをする
④株分けをする
エアプランツは、日当たりが良く、風通しのいいところに置くようにしましょう。また、病気や害虫被害はほとんどありませんが、もし発生した場合は、適切に対処してください。
記事を読み、エアプランツの育て方を理解して、元気で立派なエアプランツを育ててみてくださいね。
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