2021年11月08日

オシャレなガーデニングは玄関から!チェックポイントと6つのコツを紹介

by DCM 編集部

公開:2021.11.08 07:00 更新:2021.12.13 09:49

いざ「オシャレなガーデニングを始めよう」と思っても、具体的にどこからガーデニングに取り掛かったらよいのか、わからない人も多いのではないでしょうか。

ガーデニングのやりかたは十人十色なので、それぞれに合ったガーデニングの方法を学んでいく必要があります。

玄関は家の顔であり、その家の印象を決定づける重要な箇所だといえます。オシャレなガーデニングを目指すなら、まずは玄関のガーデニングから考えましょう。

そこで今回は、玄関のガーデニングを始める前の3つの注意点や6つのコツを紹介していきます。

ガーデニングにこだわるなら玄関が重要!

玄関のガーデニングは、最近のガーデニングのトレンドになっています。

・玄関先の空いた小さいスペースが使える

・家の玄関を自分流にアレンジできる

・外からの見た目がかわいい

玄関を活用したガーデニングは、省スペースから始められるのが魅力です。庭がない家でも簡単に始められ、少しのガーデニングでもオシャレに大変身します。

玄関先をオシャレにアレンジすることで、来客時によい印象を与えることができるでしょう。また、玄関のガーデニングに凝ると外構のスタイルを自分らしく確立できます。

玄関のガーデニングを始める前の3つの注意点

玄関のガーデニングに限らず、ガーデニングの場所選びには注意点があることをご存知でしょうか。

ガーデニングを始める前には、以下の3点に注意しましょう。

①雨風の影響を確認する

②日当たりがあるか確認する

③玄関の見た目はどうか確認する

玄関のガーデニングは、始めやすいガーデニングの1種ですが、家庭菜園と同じように、何らかの植物を育てます。

そのため、雨風や日当たりの確認は、きちんと行うようにしましょう。

また、玄関は家の顔なので、ただ植物を置いておくだけではいけません。玄関の見た目を印象づける植物選びこそが、オシャレなガーデニングには必要なのです。

①雨風の影響を確認する

ガーデニングを玄関で始める前に、普段の雨風のあたり方を見てみましょう。また、台風や豪雨の際に、どの程度雨風が吹き付けるのかを予想する必要があります。

もし、雨風をあまり意識せずに玄関でガーデニングを始めてしまうと、強い雨風で植物が倒されたり、鉢が飛ばされる可能性が高いです。

玄関でガーデニングをおこなう前に、普段の雨風の状況についてよく確認しておきましょう。そのうえで、雨風の被害が少ないと思われる場所に植物を配置することや、重石などの雨風対策をしていくことがベストです。

②日当たりはどうか確認する

玄関でガーデニングをおこなう前に、日当たりの有無を確認しましょう。植物にとっての日当たりは元気に育つための生命線です。

日当たりの悪い場所で育つ植物もありますが、まったくの暗闇では元気に育ちません。多くの観賞用植物は、日当たりや風通しのよい場所を好みます。

ちなみに、主な観賞用植物は3種類です。

・日当たりを好む植物

・半日程度の日当たりでも成長する植物

・日陰でも成長する植物

家の玄関の日当たりを確認して、玄関の日当たりの状況に合った適切な植物を選ぶようにしましょう。

③玄関の様子はどうか確認する

ガーデニングを玄関でおこなう場合は、玄関前のオブジェの配置や玄関のデザインを考慮して、玄関にうまく調和した植物を選ぶことが重要です。

玄関のデザインは、家のタイプによって異なります。

【マンションタイプ】

狭いスペースなので、プランターや鉢を活用します。玄関ドアのデザインや外壁の素材を活かしたガーデニングを楽しめます。

【戸建てタイプ】

家の外観によって、リゾート風や和風、北欧風などのイメージができます。家や庭、玄関アプローチとの調和を意識するとよいです。

家のタイプの違いによって、ガーデニングのデザインも変える必要が出てきます。あなたの家の玄関のデザインに合った植物・配置を考えるようにしましょう。

狭い場所のガーデニングに役立つ「寄せ植え」とは?

玄関のガーデニングをおこなう場合、プランターでガーデニングをおこなうことになります。

また、玄関のスペースは限られているので、いかに少ないスペースの中にうまく植物を配置して、オシャレに見せられるかが重要です。

その際に役立つのが、「寄せ植え」というガーデニング技術になります。「寄せ植え」とは、1つのプランターに数種類の植物を植える方法です。

しかし、初心者にとって、寄せ植え用の植物の組み合わせを選ぶことは難易度が高いでしょう。

その場合は、プランターと寄せ植えセットが一体になった「ガーデニングセット」がとっても便利です。

オシャレな玄関にするためのガーデニングのコツ6選

玄関をオシャレにガーデニングするためには、6つのコツがあります。以下の6つのコツを知って、周りの人よりもワンランク上の玄関にしましょう。

①枕木をうまく活用してオシャレ度アップ

②プランターの形や素材にこだわる

③敷石を使って一気に和の雰囲気に

④レンガや動物のオブジェで北欧風にも

⑤アーチで家の玄関をオリジナリティ豊かに

⑥扉・窓枠を利用したガーデニングでオシャレに

玄関をガーデニングする方法は数多くあります。オシャレな玄関のガーデニングの例を参考にしながら、自分だけのオシャレな玄関を作っていきましょう。

①枕木をうまく活用してオシャレ度アップ

「枕木(まくらぎ)」とは、本来、線路で使われている木材で、対候性を強くするために薬剤が塗らています。ガーデニングで使用される際は、基本的には中古で木製の枕木が多いですが、コンクリート製のものもあります。

・木製の枕木

・樹脂製の枕木

・コンクリート枕木

寝かせて使うことで、ガーデニング用のオシャレな足場になります。また、枕木を立たせて表札として使ったり、蛇口を取り付けたりすることも可能です。

木製の枕木のデメリットは、腐ってしまうリスクがあること。しかし、最近流行しているコンクリート素材の枕木は「腐らないので扱いやすい」と評判です。

木製の枕木は、年月とともに経過する風合いを楽しむことができ、腐りにくい素材の枕木をうまく活用すれば、長期間変わらずオシャレな見た目を維持できるでしょう。

②プランターの形や素材にこだわる

玄関のガーデニングは、プランターをうまく活用して、見た目のオシャレさやオリジナリティを出していくガーデニング方法です。

そのため、プランター選びが非常に重要となります。

・ブリキ製

・木製

・プラスチック製

・陶器製

・布製

プランターは、さまざまな素材から作られています。

保水性に優れた陶器製のプランターは、水を多く必要とする植物でも育てやすいでしょう。また、布繊維を使ったプランターは、地球環境に優しい素材が使われています。

自分の求めるガーデニングの目的によって、プランターの素材を決めていくのがよいでしょう。

また、プランターの形状も丸型や正方形型や横長型、カップ型などさまざまです。玄関の見た目とのバランスを考えて、プランターの形状を選ぶようにしましょう。

③敷石を使って一気に和の雰囲気に

玄関でのガーデニングに敷石を使うと、一気にオシャレになります。小さな敷石を敷き詰めれば、玄関の排水性も高くなるでしょう。

また、大きな御影石を敷き詰めれば、一気に和の雰囲気になります。憧れの日本庭園に近い、本格的な和の雰囲気が演出できるでしょう。

④レンガや動物のオブジェで北欧風にも

玄関でのガーデニングでは、細かな工夫で見た目の良し悪しが決まります。例えば、玄関前にレンガや動物のオブジェをうまく配置してみましょう。

置物と植物の雰囲気で、異国情緒ある雰囲気になります。あなたの趣味や趣向にあったオブジェや、飾りを有効に使うのがポイントです。

⑤アーチで家の玄関をオリジナリティ豊かに

玄関のガーデニングで考えたい要素として、「扉が活かせるガーデニングかどうか」という観点があります。

ガーデニング用のアーチを利用して、つる植物や花を栽培してみましょう。扉を開ける度に草花の香りや存在が感じられます。

また、アーチを活用すれば、外から見た時の家の印象がより華やかに、オシャレに見えるでしょう。

このアーチは、柱となるフェンスにプランターを掛けて応用することも可能です。自分の魅せたいガーデニングの方法で、オリジナリティ溢れるガーデニングを表現しましょう。

⑥扉・窓枠を利用したガーデニングでオシャレに

扉にプランターを掛けたり、窓枠に植物を配置するのも有効なガーデニングの方法です。

マンションやアパートなど、自分の使える敷地が限られている場所でこそ、扉や窓枠などを有効活用するとよいでしょう。

扉や窓枠のデザインや色と調和した、植物とプランターを選ぶようにしてください。

まとめ:オシャレなガーデニングは始めやすい玄関から!

ガーデニング初心者にとって、庭でのガーデニングは難易度が高いです。また、戸建てでない限り、広い敷地を使ってのガーデニングは難しいでしょう。

そのため、まずは玄関をうまく活用したガーデニングから始めることがおすすめです。

玄関のガーデニングは、アーチやプランター、置物などをうまく活用すれば、狭いスペースでもオシャレに表現できるのが魅力です。

また、玄関に使えるスペースが無い場合でも、窓枠や扉のスペースに小さいプランター置くことで、ガーデニングが始められます。

この記事を参考にしながら、自分の玄関に合ったガーデニングから始めてみましょう。

新着記事