2021年10月25日
by DCM 編集部 |
公開:2021.10.25 09:00 更新:2021.11.25 09:29
木々に囲まれ、鳥のさえずりを聞きながら大自然で味わうコーヒーは、自宅やカフェで飲むコーヒーとは違う美味しさや楽しさがあります。
しかし、キャンプ初心者の方はキャンプで美味しいコーヒーを飲むために、どのような道具が必要か分からない方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、キャンプでコーヒーを楽しむために必要なアイテムや美味しいコーヒーの淹れ方を紹介します。
これからキャンプを始める方はぜひ参考にしてみてください。
キャンパー達の間でキャンプコーヒーは欠かせないものといえます。
キャンプコーヒーには、自宅やカフェで飲むコーヒーとは違った魅力がたくさんあるからです。
普段あまりコーヒーに親しみがない方でも「キャンプでは必ずコーヒー飲む」ということは珍しいことではありません。
ここではキャンプコーヒーの魅力を紹介します。
ソロキャンプでは考え事をしながらコーヒーでゆったり一息。
複数人のキャンプでは焚き火を囲みながらコーヒーを片手に語り合うのもよいでしょう。
キャンプでのコーヒー体験は、自宅やカフェで飲むコーヒーとは違った楽しみがあります。
森林浴とコーヒーの香りでストレス解消にもなりますし、朝の澄んだ空気の中で飲むコーヒーは、思わず目が冴えることでしょう。
大自然の中で飲むコーヒーはキャンパーにとって欠かすことのできないものなのです。
キャンプは普段とは違う非日常的な特別感があります。
特に都会に住んでいる方にとっては、街の喧騒から開放され「大自然の中でコーヒーを淹れて飲む」という体験に特別感を感じる方も多いようです。
ソロキャンプでは、誰にも邪魔されない静かな空間で、コーヒーを片手に一息つく時間はかけがえのないものでしょう。
仕事や人間関係などが原因の日々のストレスも、キャンプの際のコーヒータイムでは忘れることができるのです。
キャンプではアイテムにこだわりを持ち、そのキャンプギアをコレクションとして楽しんでいる方もいるでしょう。
キャンプコーヒーでは豆のほかにもドリッパーやポット、ミルといったコーヒーを淹れるアイテムにもこだわりを持っている方も多いようです。
キャンプ関連のアイテムはデザインや機能性など種類豊富に売られています。
キャンプのロケーションに合わせて好きなデザインのものを選んだり、ドリップ式やプレス式など淹れ方を変えてみたりと、コレクションとして楽しめるのもキャンプコーヒーならではの楽しみ方です。
キャンプコーヒーに興味を持った方は、キャンプコーヒーで必要な道具を知っておきましょう。
キャンプではデザインや機能性など、自分好みのアイテムを選ぶ「コレクション」としての楽しみ方もあります。
ここではキャンプコーヒーに必要な道具をまとめました。
コーヒーを飲むためのアイテムとしてマグカップは欠かせませんね。
自宅で使うマグカップとは違い、アウトドア用のマグカップには耐久性や保温力など機能性がより求められます。
また使われている素材によって値段や用途も異なるので、自分の目的にふさわしいものを選びましょう。
キャンプに使われるコーヒーマグカップで使われている素材は金属製と樹脂製の2種類あります。
樹脂製のものは安価なものが多いため、予算を抑えたい場合におすすめです。
キャンプ初心者の方は、万能な金属製を選ぶとよいでしょう。
金属製のものは耐久に優れており、落としても壊れないため扱いやすく、キャンプ向きです。
また直火も可能なため、大きいサイズのものは調理器具のクッカーとしても使えます。
コーヒーの持つオイルや雑味を適度に濾し(こし)とるために必要なアイテムがコーヒーフィルターです。
さらにフィルターをセットするために必要な器具がドリッパーで、ドリッパーとフィルターはセットで購入するとよいでしょう。
ドリッパー・フィルターも奥深く、形状や素材によってコーヒーの味が変わります。
キャンプで使用するドリッパーは基本的に折りたためるものやコンパクトなものがおすすめです。
キャンプでは、さまざまなアイテムを持参する必要があります。
できる限り、持ち運びに苦労しないものを選ぶとよいでしょう。
フィルターの素材には、紙・布・金属製がありますが、外で使用することを考えると洗う手間がない「ペーパーフィルター」がとても人気となっています。
お湯を沸かすのに必要なケトル・ポット。
キャンプ用のケトルにも素材や機能性などさまざまで、焚き火やIH対応のものやクッカーとして使えるものなどあります。
キャンプで使用する際にコーヒーケトルを選ぶポイントは素材とデザインです。
キャンプ用のケトル・ポットに使われている素材は主に、アルミ・ステンレス・ホーローの3つあります。
キャンプ初心者はアルミ素材がおすすめです。アルミ素材は軽いため持ち運びしやすく、熱伝導に優れているといった魅力があります。
耐久性を重視する方は丈夫なステンレス素材が人気で、デザイン性や保温力にこだわりたい方はホーロー素材がおすすめです。
ホーロー素材は赤や白などおしゃれなデザインのものが売られています。
コーヒー豆は生産国によって味や香りはさまざまです。
豆が生産された土地の気候によって栽培法が異なり、コクや後味などが変わってきます。
またキャンプでは豆や粉のどちらを選ぶのかも重要なポイント。
「コーヒーの香りを楽しみたい」
「淹れる工程を楽しみたい」
という方は、豆を選ぶとよいでしょう。
豆を挽いているときに、コーヒーの香りを最も楽しめます。
一方、粉タイプは素早くコーヒーを淹れられるメリットがあり、寒い季節のキャンプで手がかじかんでしまう場合や時短をしたい方は粉タイプを選ぶとよいでしょう。
豆を挽く際に必要なアイテムが「コーヒーミル」です。
コーヒーミルには手動式と電動式の2種類あります。
手動式は手でハンドルを回すため、時間はかかりますが豆を挽く工程を楽しめることが魅力です。
電動式は素早く楽なことが魅力ですが、重たかったりモーター音が気になったりと、キャンプでは敬遠される方もいます。
キャンプ初心者は手動式でコンパクトなものがおすすめ。コーヒー豆を挽く時間を楽しむのもキャンプの醍醐味です。
キャンプでは持参するキャンプ用品が多いため、極力軽いものがよいでしょう。
さらにキャンプでのコーヒーをこだわりたい方は、コーヒー豆の粗さが調整しやすいものや、メンテナンスしやすいものを選ぶことをおすすめします。
コーヒー豆を測るために使用する計量スプーン。コーヒー1杯を飲むために必要な豆の量は約10gであるため、すくっただけで10gを測れるものであれば十分でしょう。
中にはスプーンの中に目盛りがついているものや、スプーンを傾けるだけで計量を変えることができる優れものもあります。
キャンプ初心者の方は安価なものや色・デザインで選んでみるのもよいでしょう。計量スプーンは調理にも使用できるため、目盛りがたくさんついているものを選ぶのもよいかもしれません。
基本的に値段は高くないため、自分の好みや用途に合わせて選んでみてくださいね。
せっかくキャンプコーヒーを楽しむわけですから、味や香りにもこだわりたいですよね。
普段コーヒー豆にこだわりのない方も、キャンプコーヒーをきっかけにこだわってみてはいかがでしょうか。
ここではコーヒーの味を左右するポイントとして、豆の種類・豆と水のバランス・豆の粗さの3つを詳しく解説します。
選ぶコーヒー豆の種類によって、コク・味・香りが異なります。
それは豆が生産された国の気温や雨量によって栽培法が異なるためです。
すっきりとした味が好みなのか、甘みやコクを楽しみたいのか、自分好みの豆を選んでみましょう。
有名なコーヒー豆の銘柄には「キリマンジャロ」や「ブルーマウンテン」「モカ」などがあります。
また違うブランドの豆を組み合わせて楽しむ「ブレンド」もおすすめです。
酸味のある豆とまろやかなコクのある豆を組み合わせてみるなど、自分好みの味を追求するのもよいでしょう。
コーヒー豆の量と水のバランスが悪いと、味が濃くなったり薄くなったりします。
そのため豆と水の量のバランスは気をつけましょう。
濃さは好みによって違いはありますがコーヒー120ccに対して10gのコーヒー豆の量がおすすめです。
アイスコーヒーの場合も基本的に豆の量は変わりません。
しかし、アイスコーヒーの場合はホットコーヒーとは作り方が異なるため注意しましょう。
アイスコーヒーは少ないお湯の量で濃いコーヒーを抽出します。
そして抽出した濃いコーヒーを水で薄めて作るのがアイスコーヒーです。
自分好みのバランスを見つけていくのもよいかもしれませんね。
コーヒーの成分を抽出するために豆を粉状に細かく挽きます。
その挽いた粗さによって風味や味わいが変わるため、豆の粗さにこだわるのもポイントです。
豆を細かく挽くことで、濃く苦めの味わいが楽しめます。薄く軽めの味わいを楽しみたい方は、粗く挽くことをおすすめします。
豆の挽き方には、粗挽き・中挽き・中細挽き・細挽き・極細挽きの5種類あります。そして挽き方に適した器具を使うのもポイントです。
またコーヒー豆を挽く際には、抽出でムラが出ないように粒度が均一になるように挽きましょう。
コーヒーの淹れ方にはいくつか方法がありますが、ここでは一般的なペーパードリップ方式で美味しくコーヒーを淹れる方法を紹介していきます。
ペーパードリップとは、紙のフィルターを使った淹れ方です。
①まずはお湯を沸かす
抽出に理想的な温度は95℃前後といわれています。タイミングとしてはお湯が沸騰した際に火を止め、表面のボコボコとした泡が鎮まった時です。
②フィルター等の準備
ペーパーフィルターをドリッパーにセットし、コーヒー粉末を入れます。
③お湯を注ぐ
お湯は低い位置から、「の」の字を書くように注ぐのがポイント。その際にペーパーフィルターにお湯をかけないように注意しましょう。
またコーヒーを蒸らす作業も大切です。お湯を最初に注ぐ時は少量で、20秒ほど放置して蒸らします。蒸らしはコーヒーの美味しい成分を引き出すためのポイントです。
④美味しいコーヒーを堪能する
コーヒーの抽出が終わったら温かいうちにカップに注ぎましょう。香りを楽しみながら温かいコーヒーを大自然で堪能してみてください。
キャンプでのコーヒーはキャンパーにとって楽しみのひとつです。自宅やカフェで普段飲むコーヒーとは違い、大自然の中で飲むコーヒーは、特別感があります。
キャンプコーヒーを楽しむために、まずはドリッパーやミルなど必要なアイテムを揃えましょう。キャンプでは荷物が多くなるため、各アイテムはなるべく計量で折りたためるものがおすすめです。
そしてキャンプコーヒーを楽しむために、豆の種類や挽き方にもこだわってみてください。自分好みのアイテムで、美味しいコーヒーを堪能しましょう。
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