2021年06月06日
by DCM株式会社 |
公開:2021.06.06 19:10 更新:2021.10.04 16:23
きちんと手順を踏んで
外壁の塗り替えにチャレンジしてみよう!
●素地調整
たわし
デッキブラシ
ワイヤーブラシ
皮スキ
ペイントうすめ液
中性洗剤
●下塗り
下塗りシーラー
水性刷毛またはニス刷毛
広い面積には中毛ウールローラー
布コロナマスカー、マスキングテープなど
ローラーバケット、ローラーネット
●上塗り
塗料
塗装面全体の泥・ホコリをデッキブラシまたはたわしで水洗いします。
●素地清掃
① 藻・苔・カビなどが付着している場合はワイヤーブラシや皮スキでかき落とします。
② 劣化した塗膜やはがれかかった塗膜が付いている場合は、皮スキではがしとり除去します。
③ 油分が付着している場合は、ペイントうすめ液でふき取るか、中性洗剤を付けてデッキブラシなどでこすり落とし水洗いします。
① 大穴や欠けがある場合や、小さな穴や巣穴が群発している場合。
大穴や欠け部分に小石を詰め、速乾セメントなどを塗ってコテで仕上げます。また巣穴はタガネで口を広げ、「ブロック目地埋めパテ」を金ベラで埋めます。
② ヒビ割れがある場合。
ヒビ割れが幅2mm以上の大きさの場合はモルタルで荒埋めした後、ブロック目地埋めパテで仕上げます。幅2mm以下の小さなものに関しては、直接ブロック目地埋めパテで埋めていきます。
塗らないところや塗料が付いて困るところは、布コロナマスカー、マスキングテープ、新聞紙などで覆っておきます。
まず刷毛を用いて、コーナー部分や接合部・目地部分など塗りにくい部分を拾い塗りします。
広い部分は、ローラーで均一に塗っていきます。
ローラーに塗料をたっぷりと含ませた後、ローラーネットでローラーをしごいて塗料をなじませ、一定の方向でパターンを揃えて塗ります。
塗り継ぎは区切りが良く目立たないところでとり、先に塗った塗膜と重ならないように注意しながら、塗料を少なめに付けて面に垂直に叩いていきます。周辺部のパターンと揃えて塗るのが目立たなく仕上げるコツです。
塗装が終わったら、塗料が乾燥する前に布コロナマスカーなどを外します。
モルタルに含まれた水は、蒸発するときに塗膜がふくれたり、はがれたりする恐れがあります。上部は完全に塗りつぶして雨から守るとともに、水を下から吸い上げるため地面から15~20cmは塗装せずに空けておきましょう。
外壁の場合、水が浸入しやすいくぼみの部分には、特に念入りな塗装が必要です。
ブロック塀は下塗り作業後、目地部分をパテで埋めていくと、より高級感のある、美しい仕上がりになります。
①「ブロック目地埋めパテ」を手板(塗料容器の裏面など)に取り出します。
② 金ベラで目地沿いにパテを押し付けるように埋めていきます(1回につき15~20cm)。
③ パテがはみ出したら、ヘラを立ててゆっくり動かしてしごきとります。パテをとり過ぎると仕上げ後に線が残るため、しごき過ぎないように注意しましょう。
④ 深さ1mm程度の浅い目地なら1回のパテ埋めで十分ですが、深さが2~3mmある場合は再度同じ作業を繰り返します。
2回目は1回目が十分乾燥した後に行ってください。サンドペーパー(180〜240番)で研磨して平滑にします。
提供元:DCM株式会社
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