2021年01月12日

【商品】ネイラ物語 釘のできるまで

by マックス株式会社

公開:2021.01.12 12:00 更新:2021.10.04 16:23

1.ネイラも釘も一緒に考えてつくっています

ネイラの本体・釘やステープルなどの消耗品・ネイラの動力源であるエアコンプレッサまで、マックスで生産・開発しています。

木箱を作る梱包作業者は、一日に二~三万本もの釘をネイラで打つといわれています。

また、2×4工法の大工さんは、一軒の住宅で約八万本もの釘を打つそうです。

このようにネイラは何十万・何百万本(途中で消耗部品の交換が必要です)もの釘を打つプロの道具です。

そのためにネイラ本体の技術革新は当然のことながら、釘やステープルの品質向上も怠りません。ネイラ用の釘は、市販のバラ釘よりも精度が求められます。製品の均一化のために、高精度の品質管理を行っています。

またエアコンプレッサは、ほかの電動工具の使用で電圧が低下する建築現場でも、確実にネイラが作動するための様々な工夫が施されております。

マックスでは、使う人がいつも快適に作業が行えるよう、ネイラ、エアコンプレッサ、釘・ステープルをトータルで考え、最高の性能を発揮できるように常に研究を重ねています。

※釘打ち作業に必要なネイラ、エアコンプレッサ、消耗品のトータルを自社開発し、生産、販売しているのは、国内では、マックスだけです。(2013.8月時点)

2.コイルネイル(釘)ができるまで

■釘の製造工程

釘にはたくさんの種類があり、製造工程も異なりますが、ここでは打った釘が抜けにくいスクリュ(ねじ状)釘を例に、釘のできるまでをご説明します。

①~② まず原料の丸鉄線を必要な線径まで引き伸ばします。

③~④ 次に頭の形状、胴の長さ、先端の形状を作り、釘全体の形が整い、釘に付着している金属片や油を取り除いてきれいにする。

⑤~⑥ 胴部にスクリュの形状を刻み再度、磨釘。

⑦~⑧ 最後にワイヤやプラスチックシートで釘を連結し、定められた本数を巻き取り、コイル状にして箱詰めします。

3.ステープル(針)ができるまで

■針の製造工程

ここでは、家具製造用として一番使われている1010Jのステープルを例にとってご説明します。

①~② エアネイラで打つステープルは、まず材料の丸鉄線にメッキすることから始まります。

③~④ 次にメッキした丸鉄線を引き伸ばし、それを百本単位で束ね、ステープルの形状にするために圧し、ベルト(帯状)にします。

⑤~⑥ 最後に専用の製針機を通り、帯状の針金を折り曲げ同時に決められた本数にカットし、小箱に詰めてできあがりとなります。

提供元:マックス株式会社

https://www.max-ltd.co.jp/

新着記事