2021年10月19日
by DCM 編集部 |
公開:2021.10.19 00:00 更新:2021.11.12 17:28
キャンプや登山などのアウトドアシーンで活躍する場面の多いバーナー。
アウトドアにおける必須アイテムとも言えるバーナーには、2種類の形状タイプと3つの燃料タイプがあります。
今回は、キャンプや登山などのアウトドアで活躍するバーナーの種類や特徴、選ぶ際のポイントについて解説していきます。
また、キャンプ用のバーナーに使用されるガス缶のタイプについても紹介していきますので、探している方は参考にしてみてください。
ここでは、キャンプ用のバーナーには2種類あることを紹介します。具体的には、以下のとおりです。
①一体型タイプ(五徳と燃料容器が一体)
②分離型タイプ(ホースと燃料容器を間接的に繋ぐ)
一体型タイプと分離型タイプで、どのような違いがあるのかを確認しましょう。
キャンプ用のバーナーには、「一体型タイプ」があります。
一体型バーナーの特徴は、燃料容器を五徳(ごとく)本体に直接接続する点です。
一体型タイプのバーナーは、ガス缶の形状や燃料によって形も変わってきます。最大のメリットは、バーナーの組み立てに必要となるパーツが少ない点です。
ソロキャンパーやサイクリング、登山などの用途で「コンパクトに調理をしたい」という人にピッタリのバーナータイプだと言えます。
キャンプ用のバーナーには、「分離型タイプ」もあります。
分離型タイプの特徴は、燃料容器と五徳本体がホースで繋がっている点で、五徳の安定性が高いので、大きな鍋やフライパンを乗せることもできます。
家族キャンプや大人数でのキャンプでカレーや、本格的な炒め料理を楽しみたい場合などに活躍するでしょう。
次に、キャンプ用のバーナーに使われる3つの燃料タイプついて紹介します。バーナーに使われる3つの燃料タイプは、以下のとおりです。
①ガスを使うタイプ
②ガソリンを使うタイプ
③灯油を使うタイプ
キャンプ用のバーナーを着火するには、これらの燃料を使います。ここでは、それぞれの燃料の特徴や違いについておさえておきましょう。
キャンプ用のバーナーには、「ガスを使うタイプ」があります。市販されているバーナーは、このガスタイプのバーナーが多いです。
ガス缶はその種類にもよりますが、比較的どこでも手に入る燃料です。(詳しいガス缶の種類と特徴については後述します)
安価に、そして手軽にアウトドアを楽しみたい人におすすめのタイプです。
キャンプ用のバーナーには、「ガソリンを使うタイプ」もあります。ガスタイプのバーナーの次に、人気の高いバーナータイプです。
バーナーに使われるガソリンは高純度のホワイトガソリンが一般的で、火力が強く、安定するので冬場や風の強い時にもストレスなく使用できます。
コスパがよく、安くキャンプを楽しむ際にもおすすめです。
また、レギュラーガソリンを使えるタイプもあるので、比較的手に入りやすいのもメリットです。
キャンプ用のバーナーには、「灯油を使うタイプ」もあり、その特徴は家庭のヒーターで使っている灯油が使えるという点です。
ヴィンテージ感のあるルックスに惹かれる方も多いのですが、現行品はあまり多くないので初心者が選ぶべくバーナーとはいえないでしょう。
また、ガソリンタイプ、灯油タイプには共通の着火手順があり以下のとおりです。
・タンクの内圧を上げる(ポンピング)
・バーナー自体を温める(プレヒート)
このように、手順が多く手間も掛かるので、灯油を用いたバーナーはミニマルなキャンプを楽しみたい人には向かない可能性が高いです。
荷物や時間に余裕があって、安定的な火力で料理を楽しみたい人にはおすすめです。
ここでは、キャンプ用のバーナーに使われる2種類のガス缶について紹介します。バーナーに使われる2種類のガス缶は、以下のとおりです。
①アウトドアに特化したOD缶
②手軽に手に入るCB缶
同じ「ガス缶」でもOD缶とCB缶では使い勝手が違いますので、それぞれのガス缶を使うメリット・デメリットを見ていきましょう。
キャンプ用バーナーに使用されるガス缶には「OD缶」というものがあります。
OD缶は、アウトドアに特化したガス燃料といわれています。OD缶がアウトドアに特化しているのは、以下の3点です。
・ランタンと共用で使える場合が多い
・用意するガス缶の数が減らせるので荷物が軽量化
・寒冷地に対応している商品もある
キャンプや山中泊をする場合には、ランタンは必須アイテム。OD缶ならランタンとバーナーを共用で使え、荷物がコンパクトになってよいでしょう。
また、寒冷地に対応している、寒さに強い商品があるのも魅力です。ただし、CB缶と比べると高価で、販売場所もアウトドア専門店に限られます。
キャンプ用バーナーに使用されるガス缶には「CB缶」もあります。
CB缶はガスコンロなどにも広く使用されているガス缶のタイプ。CB缶に対応しているバーナーは五徳が低く、安定性の高いモデルが多いです。
また、コンビニやスーパーなど、どこでも安価に購入できるのが特徴です。「ガス缶を忘れた」というハプニングがあっても、慌てる必要がありません。
ただし、ランタンと燃料の共有ができないのと、気温が低い状況では火がつきにくいことが難点になるでしょう。
手軽に、コスパよくアウトドアを楽しみたいなら、CB缶タイプのバーナーを使用するのがおすすめです。
そして最後に、キャンプ用のバーナーを選ぶ際の4つのポイントについて紹介します。
①持ち運びやすさ
②使いやすさ
③火力の高さ
④耐風性の高さ
アウトドア用品全般に言えることですが、使いやすさと持ち運びやすさなどの機能性の高さがバーナーを選ぶ際のポイントです。
バーナーの持ち運びやすさはアウトドアで使用していくうえでとても重要です。
いくら性能が高い商品でも、重くて組み立てが複雑な商品は使う気にならないでしょう。
キャンプ用のバーナーを選ぶ際には、持ち運びやすさで選ぶようにしましょう
バーナーの使いやすさはバーナーを選ぶ際の重要なポイントです。バーナーの使いやすさを決めるポイントは以下のとおりです。
・ガス調整のつまみの操作性
・点火装置のついている位置
・バーナー(五徳)の形状
バーナーの使いやすさを決めるのは、細かい配置やつまみの操作性です。
これらのパーツは、火力の調整や点火のしやすさに関わってくるので、重要だと覚えておきましょう。
バーナーの火力の強さは、過酷な状況で使用する機会の多いキャンパーにとっては重要なポイントだと言えます。
同じガス缶を使っていても、バーナーの種類によって火力は変わります。火力が強いバーナーを選べば、キャンプ場で不便な思いはせずに済むでしょう。
キャンプ用バーナーは、風の強い状況下で使うことが多いものです。
そのため「耐風性がどれだけあるか」はバーナーの使いやすさを決める大きな要素のうちの1つだと言えます。
強風時に風よけを使うのはもちろんですが、バーナー自体に耐風性がある商品を選んでおくと、キャンプでストレスを感じることは少ないでしょう。
キャンプ用バーナーは、アウトドアシーンで調理をするのに必須のアイテムです。
バーナーには多くの種類があり、何を重視するかによって選ぶポイントが異なります。
①ソロキャンプで手軽に楽しみたい
②冬のキャンプでゆっくり楽しみたい
②大人数でワイワイ楽しみたい
①の場合は、OD缶のバーナーがおすすめ。OD缶ならランタンと共用で使えるので、コンパクトに持ち運べます。
②の場合は、ガソリンタイプのバーナーがおすすめ。ガソリンタイプなら、気温が低い冬でも着火しやすく、火力も安定しやすいでしょう。
③の場合は、CB缶のバーナーがおすすめ。CB缶なら、万が一ガス缶を忘れても買い足せるし、値段も手頃です。
このように、自分のキャンプスタイルやそのときの人数、環境に合ったバーナーを選んで、ストレスのないキャンプをしてみてください。
新着記事
【新商品】 外出先でもワンプッシュ!アレルブロック触れるところウイルス菌ピンポイントクリア
by アース製薬株式会社
ダニはジメジメがお好き?
by 株式会社 UYEKI
遮光ネットは夏の強い日光と高温から植物を守り、最適な育成環境をつくります
by 株式会社イノベックス
DCMホールディングス
DCMホールディングス
DCMホールディングス
DCMホールディングス