2021年02月28日
by ネスレ日本株式会社 |
公開:2021.02.28 00:00 更新:2021.10.04 16:23
ロットワイラーのサイズ、性格、必要とされる運動量などの特徴、起源など、詳細データを解説いたします。
※FCI(国際畜犬連盟)やJKC(ジャパンケネルクラブ)のデータをベースとし、有限会社グラスウインドが監修しております。
※数値は目安です。あらかじめご了承ください。
映画などでは、よく凶暴な警備犬として登場するロットワイラーは、実際、強面で近寄りがたい風貌をしています。しかし、その性格は実に穏やかで、学習能力も高く、さまざまなトレーニングもどんどんこなし、忠実に仕事を遂行します。そのため、警察犬、軍用犬、災害救助犬として大活躍しています。利口で冷静沈着で状況判断も的確なので、家庭犬としても頼もしい存在になります。
■旅行・移動に対応する適応力:高め
■留守に対する適応力:高め
■子どもに対する適応力:中程度
強面ですが、実に穏やかな性格をしています。トレーニングもどんどんこなし、勇敢で飼い主家族をとことん守ります。痛みに強く、いざというときには最強のファイターにもなります。とても忠実に仕事をこなし、子どもの良き遊び相手にもなります。家庭には素晴らしい番犬となるでしょう。
もともと体力に自信があり、本人は自ら活発に活動するわけではありません。飼い主の命令がなければ、じっと待機しています。しかし、がっしりした体格を維持し、肥満を防ぐためにも、駆け足などを取り入れた最低60分、毎日2回の散歩を行いましょう。それさえこなせれば、集合住宅でも飼育は可能なほど、普段は物静かに過ごしています。
■原産国:ドイツ
■犬種分類:使役犬
■色・模様:ブラックにタンのマーキングが入る
■毛質・毛の長さ:ショート/スムース(短毛)
■抜け毛:中程度
■サイズ:大型~超大型
■目安となる体高・体重
体高:雄(オス)61~68cm・雌(メス)56~63cm、体重:雄(オス)50kg・雌(メス)約42kg
■一日に必要な散歩量:多め
■活発度:中程度
大動脈弁の狭窄により、血流障害を引き起こす大動脈弁狭窄、口唇周辺に慢性的なかゆみなどが発生するフルンケル症、遺伝性貧毛症、股関節形成不全、骨肉種、胃捻転などを好発します。
ロットワイラーの祖先は、おそらくイタリアのマスティフの系統です。そのロットワイラーの基礎となった犬種は、中世の間に、ローマ軍に従軍していました。その犬種こそ、ドイツのロットヴァイル地方で飼育されていたものでした。1800年代になると、その系統はほとんど絶滅してしまいましたが、熱心なブリーダーの努力によって、20世紀初期に復活を果たしました。
頭部スカルは中くらいの長さで、両耳の間隔が広くなっています。オクシパット(後頭部)の骨は目立つほどではありませんが、発達しています。ストップははっきりしていて、鼻は幅広です。歯の咬み合わせは上の切歯の内側に下の切歯の外側がわずかに接するシザーズ・バイトです。
目は中くらいの大きさで、アーモンド型です。色はダーク・ブラウンです。耳も中くらいの大きさの三角形で、付け根の位置が高く、前方に倒れるように垂れています。胴体は背はまっすぐで、腰は短く、深く、胸は幅広く、胸底が深くなっています。断尾した尾は、背と平行になります。自然のままの尾は、横から見た上の面のアッパーラインの延長と同じ高さに保持されます。前脚は前から見るとまっすぐで、2本が接近しすぎません。後肢も後ろから見るとまっすぐで、2本が接近しすぎていません。
提供元:ネスレ日本株式会社
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