2021年11月07日

ガーデニング用の棚を使用するメリットとは?棚の選び方・便利アイテムを紹介

by DCM 編集部

公開:2021.11.07 12:00 更新:2021.12.02 11:37

「ガーデニング用の棚にはどのようなメリットがあるの?」

「ガーデニングをしたいけれど、スペースが狭いからできないかも...」

と悩んでいるかたもいるでしょう。

ガーデニング用の棚を活用すれば、限られた空間を有効活用できるため、飾る植物を増やすことができるのです。

そこで今回は、ガーデニング用の棚を利用するメリットを2つ紹介します。

また、ガーデニング用の棚の選び方も解説しているため、ガーデニングのスペースが狭くて困っているかたはぜひ参考にしてください。

そもそもガーデニング用の棚とは

そもそもガーデニング用の棚とは、プランターや鉢植えを置くための棚のことをいいます。フラワースタンドやプランターラック、ガーデンラックとも呼ばれています。

本を並べるような一般的な棚とは異なり、プランターや鉢植えが並べやすい形状になっている点が特徴です。

現在、さまざまなデザインのガーデニング用の棚が販売されています。理想のガーデニングイメージに近いデザインの棚を選べば、よりガーデニングが楽しいものとなるでしょう。

棚を活用すれば、プランターや鉢植を増やすことができるのですが、棚の良さはそれだけではなかったのです。

ガーデニングで棚を活用するメリット

ガーデニングの棚を取り入れると、飾れる植物の数が増えるということは理解できたと思います。

そこで次は、ガーデニングの棚のメリットをもう少し説明していきます。

風通しが良くなる

ガーデニングで棚を利用するメリットの一つは、風通しが良くなることです。

ガーデニングをおこないたい場所によっては、風通しが悪い場合があります。たとえば、コンクリート壁でできているベランダやマンションの低層階などは風通しがよくありません。

風通しが悪い場合、植物には新鮮な空気が届かず、成長に必要な酸素を確保できません。大事に世話をしていたとしても、風通しが悪ければ、植物が枯れてしまう可能性があるのです。

そんなときに、ガーデニング用の棚を活用すれば、風通しを良くすることができます。地面に置くよりも高い位置に鉢植えやプランターを置けるため、風が通りやすい位置となるのです。

そのため、コンクリート壁でできているベランダやマンションの低層階でガーデニングをしたいかたは、ガーデニング用の棚を使用することをおすすめします。

日当たりが良くなる

ガーデニングで棚を利用するメリットのもう一つは、日当たりが良くなることです。

ガーデニングをする場所によっては、日当たりが悪い場合があるでしょう。たとえば、マンションのベランダの壁の陰で、植物に日が当たらないことがあります。

日当たりが悪い場所で日なたの環境を好む植物を育てた場合、日光不足によって十分に成長しなかったり、枯れてしまったりするのです。

そんなときに、ガーデニング用の棚を活用すれば、高い位置に鉢植えやプランターを置けるため、日が当たりやすくなり、日光不足を解消できます。

ガーデニングで活用する棚の4つの選び方

ここまでで、ガーデニング用の棚の良さを理解していただけたと思います。

それでは実際に棚を選ぶときは、どのような点に注意して選べば良いのでしょうか。

素材から選ぶ

ガーデニング用の棚の素材は、主に3つあります。素材によって耐久性などが異なるため、それぞれの特徴を理解して選びましょう。

主な素材は、以下のとおりです。

【木製】

長所:木のぬくもりを感じられ、どんな植物にもなじむ。

短所:腐りやすく、カビが生えやすい。

【プラスチック】

長所:軽くて持ち運びに優れている。汚れが付着してもすぐに落とせる。

短所:直射日光にさらされると割れやすく、耐久性が低い。

【アイアン】

長所:おしゃれなデザインが多く、耐久性が高い。

短所:雨で錆びやすく、重さで床を傷つけやすい。

鉢植えの大きさから選ぶ

ガーデニング用の棚は、さまざまなサイズがあります。仕切りの間隔も棚によって違うので、鉢植えの大きさと仕切りの間隔を測ることが重要です。

鉢植えの植物が成長することを考えて、少し大きめの棚を選ぶとよいでしょう。

また、鉢植えの重さにも注意が必要です。水やりや植物の成長で重さが変化するので、鉢植えに合った耐荷重の棚を選ぶようにしてください。

棚を設置する場所から選ぶ

ガーデニング用の棚を置く場所はさまざまです。玄関まわりや庭・ベランダなど決まりはありません。

しかし、場所に応じた大きさの棚を選ばないと、圧迫感のあるガーデニングスペースとなってしまいます。

例えば、玄関まわりや庭など、比較的にゆったりとしたスペースを確保できるのであれば、階段状になっている棚がおすすめです。ボリュームが出るため、植物を華やかに飾れます。

それに対し、ベランダなどスペースに制限がある場合は、フラットになっている棚がおすすめです。場所をあまり取らず、コンパクトに植物を飾ることができるため、圧迫感を感じさせません。

このように、ガーデニング用の棚を選ぶ際は、設置予定の場所の広さを考慮して、ふさわしい大きさのものを選びましょう。

デザインから選ぶ

ガーデニング用の棚によって、デザインは大きく異なります。長く愛用するのであれば、見ていて楽しめるデザインの棚を選ぶことも重要です。

どれだけ便利な棚であったとしても、理想のガーデニングのイメージとかけ離れているデザインの棚を選んでしまうと、ガーデニングを楽しいと感じられないかもしれません。

また、どれだけ棚に花を飾ったとしても、全体的に統一感がなければ、ちぐはぐな印象となるでしょう。

飾りたい花の色と合わせてみたり、敢えてシンプルなデザインにしてみたりするなど、見ていても楽しめるデザインの棚を選びましょう。

棚以外でガーデニングをおしゃれに楽しめるアイテム3選

これまで、ガーデニングの棚を利用するメリットや棚の選び方について説明してきました。

ここでは、棚以外でガーデニングをおしゃれに楽しめるアイテムを3つ紹介します。

プランター

植物を植えるために使用するプランターも、ガーデニングをおしゃれに楽しむための必須アイテムです。

「プランターはどれを選んでも同じだろう」といい加減に選んでしまうと、プランターの統一感がなくなり、いつのまにかゴチャゴチャとした印象になってしまいます。

多くのデザインのプランターが販売されているので、お気に入りのデザインを探してみてください。

【おしゃれなプランターのデザイン例】

・樽型プランター

・ブリキ製プランター

・まるで石のようなプランター

プランターのデザインでガラッとガーデニングのイメージも変わります。

そのためプランターを購入するのであれば、理想のガーデニングのイメージに近いプランターを選びましょう。

じょうろ

植物に水をあげるときに使用するじょうろも、ガーデニングをおしゃれにする要素のひとつです。

じょうろは使用頻度が多いため、庭に置きっぱなしにしたり、ガーデニング用の棚に置いたりすることが多いでしょう。

おしゃれなガーデニング用の棚に、質素なじょうろだと雰囲気を壊してしまう可能性もあります。

ガーデニングをするのであれば、棚もじょうろもインテリアと思い、おしゃれなデザインで統一してみてはいかがでしょうか。

フェンス

フェンスもうまく活用すれば、ガーデニングをさらにおしゃれに見せることができます。

フェンスはガーデニングの外壁として設置するものです。設置するだけでガーデニングの雰囲気を一気に変えられる点が魅力でしょう。

また、フェンスは外からの覗き見防止の役割も果たします。庭やベランダに干している洗濯物を見られたくないという場合にもおすすめです。

竹製や金属製・木製などの素材、他にもさまざまなデザインのフェンスが販売されているため、気に入るものがないか探してみてください。

まとめ:ガーデニング用の棚を取り入れて、空間を有効活用しよう

この記事では、ガーデニング用の棚を取り入れることによって、植物の数を増やすことができる、風通しや日当たりを良くできるというメリットを紹介してきました。

メリットが多いガーデニング用の棚ではありますが、素材によっては注意点もあります。

「このデザインが気に入ったから」

「この棚が安かったから」

と、あまり安易に考えず、素材それぞれの特徴を理解した上で購入を検討してみてくださいね。

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