2021年02月20日
by ラグロン株式会社 |
公開:2021.02.20 12:40 更新:2021.10.04 16:23
【床材に合ったワックス選び】
最初に、ワックスをかける床材を確認します。
フローリングなら、美しい光沢、耐水性に優れたウレタン樹脂配合のワックス『ウッディブライト』をお薦めします。
フローリングをはじめ、寄せ木床やクッションタイルなどの床材に幅広く対応できる汎用タイプの『クリスタ—ド』。小さなお子様、ペットが走り回り、床にキズをつけやすい環境であれば高濃度樹脂ワックス『ハイクリスタード』をお薦めします。
その他、特殊床材用として、床暖房用樹脂ワックス『フロアートップコート』、白木用樹脂ワックス『白木床用樹脂ワックス』、コルク床材用『コルク床用樹脂ワックス』、シックハウス対応『フローリングエコ』などがあります。
ゴミやホコリを取り除いた後(掃除機がけ、雑巾拭きでOK)汚れがひどい場合は、専用クリーナー(スーパークリン抗ウイルスプラス)を汚れの度合いに応じ水かぬるま湯で3~20倍に薄め、スポンジやナイロンタワシなどで床面の汚れをとり去ってください。
固めのナイロンタワシなどを床に使うと床材を傷める場合がありますのでご注意ください。
○通常の汚れ・・・10倍〜20倍希釈液使用
○頑固な汚れ・・・3倍〜5倍希釈液使用
ご注意
●MDFフローリング等使用出来ない床材がありますのでご注意下さい。
●油性ワックスの上から樹脂ワックスは塗れません。商品裏面の品質表示や成分表示を参考にして下さい。当社ワックス『クリスタード』『ウッディブライト』は樹脂ワックスです。
※(油性ワックスとは)ロウや有機溶剤を成分としたワックスです。
●油性ワックスから樹脂ワックスへの塗り替えには床用クリーナーを使用してハクリが必要です。
ワックスを塗る床面に洗浄分が残っていると、
ワックスが上手くのらない場合がありますので、水拭きし完全に乾かしましょう。
さて、いよいよワックスがけ。
その前にワックス掛けアイテムを準備しましょう。
ワックス、タオルとゴム手袋、広口のトレイなどです。
初心者の方には、タオルの代わりにムラなく塗れる『ラグロンハンディワックスモップ』がお薦めです。
『ハンディワックスモップ』は、家具のすき間まで均一にムラなく塗れます。
ワックスは広口のトレイに移して、その中に『ハンディワックスモップ』のモップ部分を浸します。
余分なワックスを落とすように軽くしごきます。
※厚塗りの原因になる為。
お部屋はあらかじめ窓を開けて通風をよくしておきます。
ワックスがけは、図のように最後に逃げ場のなくならないよう、入り口の一番遠いところから始めるように心がけて下さい。
ワックスは床材の筋目に沿って、一方方向に薄く均一に塗ります。一度にたくさん塗らず、一回毎によく乾かして2~3回重ね塗りすることが、すばらしいツヤに仕上げ、より強いワックス被膜を作り出すポイントです。
(乾燥するまでに往復させると、せっかくのワックスに塗りムラをおこすことがあるので注意。)
約30分後、目立たないところを指でふれて濡れた感じがしなければ、重ね塗りをします。
【乾燥の目安】
約30分
※悪天候の場合や湿気の度合いに応じ多少異なります。
ワックス・クリーナーを使用した後のモップなどの清掃用具はよく水洗いしてから保管して下さい。
特にワックスを使用した後の用具は、ワックスが乾かないうちに水洗いして下さい。
ラグロン樹脂ワックスの皮膜は大変固く耐摩耗性、耐薬品性、スリキズ防止性に優れ、約1年~2年ワックス効果が持続します。
1.日常のお手入れは、固く絞ったタオルや、モップで拭き上げるだけでOKです。
※油分が浸透している化学モップや化学ぞうきんは、黒ずみ、すべりの原因になりますので使用しないで下さい。
2.汚れが気になる様になった場合は、汚れに応じ『スーパークリン抗ウイルスプラス』を
10~20倍に水で薄め、タオルやモップで拭き上げ、その後水拭きして下さい。
3.光沢が落ちてきた場合は上記(2)の方法で皮膜上の汚れを取り去り洗剤分をなくして乾燥させてからラグロンワックスで薄く重ね塗りをして下さい。
初めてワックスを塗った時と同じ光沢が甦ります。
●ご注意●
※MDFフローリング等、洗浄剤(水分)が使用出来ない床材がありますので確認してから作業を行って下さい。
『クリスタード』、『ウッディブライト』などの
ラグロンワックスの皮膜を剥離する場合は、専用の剥離剤が必要です。
※当社商品『高速リムーバー』をご使用下さい。
1.『高速リムーバー』は10~12倍に水又はぬるま湯で薄めワックスの皮膜上に塗布して下さい。
1度に広い面積の剥離を行わず畳約半畳~1畳分ずつ行うと失敗が少なくお勧めです。
[高速リムーバー]http://www.ragron.co.jp/lineup/peeling.html#13
2.数分~10分程度で樹脂ワックスの皮膜が白くなり床面より剥離しますので、ナイロンタワシなどでこすり落とし除去して下さい。
(透明の膜が白く濁り、ゴム手袋をした指で触ってカスが出るタイミングで。)
3.剥離した皮膜や汚水を処理した後水拭きして下さい。ワックス分のない床面に戻ります。(プラスチック性のチリ取りなどを使うと汚水の処理が楽になります。)
●剥離剤を塗布した場所はスベリやすいので、転倒事故などに十分ご注意下さい。
●MDFフローリング等剥離剤(水分に弱い)が使用出来ない床材がありますので、確認してから作業を行って下さい。
●剥離剤はやや多目に床に塗布し液が乾かないうちにナイロンタワシ等でこすり、皮膜を除去して下さい。
●固めのナイロンタワシなどを床に使うと床材を傷める場合がありますのでご注意下さい。
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