2022年01月18日

ちいさな産声サポートプロジェクト ~ピジョンの母乳バンク支援の取り組みについて~

by ピジョン株式会社

公開:2022.01.18 04:00 更新:2022.01.24 13:47

早産で生まれた赤ちゃん、低体重で生まれた赤ちゃん、病気や外的疾患で治療が必要な赤ちゃんなど、専門的なケアを必要とする赤ちゃん一人ひとりの健やかな成長を支え、ご家族がより安心し幸せを実感できるように支援する活動を指します。

母乳バンクとは

体重1,500g未満で生まれた小さな赤ちゃん、早産で生まれた赤ちゃんは、お腹の外の世界で生活するための機能が未熟で、様々な病気にかかるリスクを抱えています。

そんな早産や小さく生まれた赤ちゃんにとって、母乳は単に栄養だけではなく、感染症や、腸の病気から身を守るための”薬”(※)のように大切なものです。

しかし、お母さんの体調が悪い、十分な量の母乳が出ないなど、自らのお母さんから母乳を得られない場合に、寄付された母乳を処理した「ドナーミルク」を提供するのが「母乳バンク」です。

日本においてドナーミルクの対象となる出生体重1,500g未満の赤ちゃんは年間約7,000 人。

日本では、昭和大学江東豊洲にある母乳バンクの1軒しかなく、施設が圧倒的に不足しているのが現状です。

※ドナーミルクの使用可否は医師の判断に基づきます

母乳バンク支援活動

①日本橋母乳バンクの設立(2020年9月1日~ピジョン本社1階)

日本橋母乳バンクの特徴

・国内2拠点目の母乳バンク

・ピジョンが開設を全面サポートした施設

・2,000L/年の母乳処理が可能 ⇒約600名の早く生まれた赤ちゃんにドナーミルクを届けられる予定。

②日本母乳バンク協会へフィットアップ・母乳フリーザーパック売上の一部を寄付

「ちいさな命を救おう」で集まった寄付金は、赤ちゃんに安全なドナーミルクを提供するため、母乳の低温殺菌や細菌検査、ドナーミルクの発送などの費用に充てられます。

③日本母乳バンク協会への母乳フリーザーパックの無償提供
④動画による母乳バンクの普及活動
⑤医療従事者向け母乳バンクカンファレンスのサポート(9月26日)

プレママ・ママは母乳バンク支援に対してポジティブだが、仕組みや必要性への理解度は限定的 ⇒母乳バンクへの理解の促進が必要

※2020年7月ピジョン調べ N=516(プレママ258名/ママ:258名)

2020年東京金融賞 ESG 投資部門を受賞

東京金融賞とは 2017年、東京都が発表した「国際金融都市・東京」構想の1つの施策として創設された賞です。

“都民のニーズ等の解決に資する画期的な金融商品・サービスの開発・提供を行う金融事業者” 及び“ESG 投資の普及を実践する金融事業者、SDGs経営の取組を実践している事業者”を募集し表彰します。

【ピジョン受賞理由(審査員講評)】

小さく生まれた赤ちゃんの命をつなぐ母乳バンクの普及のため、国内2拠点目の母乳バンク開設支援に加え、当社の強みである商品や知見を生かした「母乳バンク認知向上」に対する取り組みを実施。SDGs「3.すべての人に健康と福祉を」「17.パートナーシップで目標を達成しよう」の目標達成に向け貢献している。

ちいさな命を救おうキャンペーンについて

キャンペーン期間中、ご購入いただいた母乳パッド対象商品1個につき10円を「一般社団法人 日本母乳バンク協会」に寄付をしております。

※2020年の寄付金額は2,718,770円でした。

※2021年の寄付金額は3,721,190円でした。

(2021年9月1日~2021年11月30日で実施されました)

※2022年のキャンペーン日程は未確定です。

みなさまのご協力誠にありがとうございます。

今後ともご支援をよろしくお願いいたします!

該当商品

フィットアップ

提供元:ピジョン株式会社

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