2021年05月08日
by DCM 編集部 |
公開:2021.05.08 09:20 更新:2021.10.04 16:23
母の日に贈るお花の王道といえば「カーネーション」ですが、実は最近梅雨時期に咲く花として有名な「アジサイ」もプレゼントとして人気になっているのはご存知ですか?
今回は、そんな母の日に贈るお花として人気のカーネーションとアジサイについて、それぞれの色の種類とそれに付随する花言葉を調べてみました。
もうすぐ母の日。お花屋さん等でプレゼントを選ぶ際にぜひ参考にしてみてください♪
母の日に贈る人気のお花といえば、まず思い浮かぶものは「カーネーション」ですよね。
なぜ王道なのかというとそれは母の日の起源が関係してきます。
母の日は1914年にアメリカのウェストバージニア州で制定されました。
その時にアンナ・ジャービスさんという女性が母を想って、母が好きだった「白いカーネーション」を葬儀の参加者に配ったことからカーネーションが母の日のシンボルとして認知されるようになったそうです。
最近では「アジサイ」も母の日に人気になってきています。
アジサイは5月から花を咲かせるので、母の日にもピッタリのお花です。
さらにアジサイは様々な種類があり、ベーシックなピンクや青といったものから淡いパープルや真っ白なもの
など選ぶだけでも楽しくなるようなお花なんです。
「毎年カーネーションだったから少し変化をつけたい」と感じる方にもおすすめのプレゼントですよ♪
そもそもカーネーション自体の花言葉は「無垢で深い愛」。
そこからさらに色ごとに花言葉がついています。
最もベーシックな赤いカーネーションの花言葉は「母の愛」。
まさに母の日にもってこいの花言葉ですよね。
だからこそ、定番のプレゼントとして人気があるんですね。
ベーシックなバラのように赤いカーネーションから、ピンクの花びらに赤く縁取りされたタイプなど色の付き方も様々なので、お気に入りのカーネーションを探してみてくださいね♪
母の日の始まりのきっかけとされる白いカーネーションの花言葉は「尊敬」「純粋な愛」そして「亡き母を偲ぶ」。
元々アンナ・ジャービスさんが母を想って参列者に配ったのが始まりですが、白いカーネーションには3つ目の「亡き母を偲ぶ」という花言葉があるように、亡くなった方を想う意味も含まれています。
お母様がご存命の場合は、避けたほうが良い色かもしれません。
ここ最近お花屋さん等で見かけるようになった紫のカーネーションの花言葉は「誇り」「気品」。
とても素敵な花言葉ですよね。
色の印象もとても上品なので、母の日のギフトにもピッタリの色です。
あまり見かけることがない珍しい色の青いカーネーションの花言葉は「永遠の幸福」。
お母さんの幸せを願って、という想いを込めてプレゼントできますね。
先ほどご紹介した紫のカーネーションと組み合わせても、色の相性もとても良く上品な印象のプレゼントになります。
現在でも自然に鮮やかな色の青を生み出すことが難しいとされ、鮮やかな青色のカーネーションは基本的には白いカーネーションに青色を着色したものが多く出回っています。
また、自然界における青というと濃い青紫も指すことが多く、「ムーンダスト」と呼ばれる遺伝子組み換えによって生み出されたカーネーションの色はキレイな青紫色です。
ムーンダストも一般的には「青いカーネーション」として呼ばれています。
そもそもアジサイの花言葉は「和気あいあい」「家族」「団らん」。
カーネーション同様、アジサイも色ごとに花言葉がついています。
中性~アルカリ性の土壌で育ったピンクのアジサイの花言葉は「強い愛情」「元気な女性」。
母の日に一番人気な色はこのピンクで、花言葉も母の日にピッタリですよね!
一口にピンクと言っても、日本でよく見る淡いピンクからくっきりと濃いピンク、はたまた白とグラデーションがかったピンクまでその色味は様々あるので、ピンクだけの組み合わせでもキレイですよ♪
酸性の土壌で育った青いアジサイの花言葉は「無情」「冷淡」「辛抱強い愛情」。
色はとても美しいですが、花言葉に想いを込めるのであれば、母の日にはあまり合わないかもしれませんね。
無情や冷淡といったクールな印象の花言葉を持つルーツとしては、梅雨のしとしとと雨が降る中耐えて咲き続けるという姿から連想されたと言われています。
和の雰囲気が素敵な紫のアジサイの花言葉は「謙虚」。
おしとやかに紫色に咲いている姿はまさに和の心を持っているような素敵な雰囲気ですよね。
とても素敵な色ではありますが、お母さんに日頃の感謝を花言葉にのせたい場合は少し意味合いが違ってくるかもしれません。
とっても純粋そうで愛らしい白いアジサイの花言葉は「ひたむきな愛情」「寛容」。
アジサイはご存じの通り土壌の影響によって花の色が変わりますが、白いアジサイはその土壌の影響を受けないため、色がつかずそのままの真っ白な花を咲かせるんだそう。
この誰にも影響を受けず純真な雰囲気から「ひたむきな愛情」が連想されたと言われています。
母の日に贈ってもOKだとは思いますが、どちらかというと恋人同士やパートナーに贈る方がピッタリくる花言葉ですよね。
実際、白いアジサイは結婚式の装飾としても人気のお花の1つなんです。
母の日のプレゼントとして人気のカーネーションとアジサイそれぞれの色と花言葉についてご紹介しました。
普段はなかなか恥ずかしくて言えない日頃の感謝の気持ちや願いを込めて、花言葉を通して大切なお母さんに贈ってみてはいかがでしょうか?
色を組み合わせても、華やかな雰囲気になって一層素敵なプレゼントになるのでおすすめですよ♪
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