2021年10月11日
by DCM 編集部 |
公開:2021.10.11 00:00 更新:2021.11.16 15:15
「キャンプ道具を初めて揃えるけれど、焚き火台って必要なの?」
「焚き火台を購入する際は、どのようなことに気をつければいいの?」
このような疑問を抱いている人は多いのではないでしょうか?
焚き火台がなくてもキャンプはできますが、焚き火台があることで料理に応用できたり、暖をとったりでき、メリットが多いです。
この記事では、次の3つに焦点を当てて解説します。
・キャンプに焚き火台は必要?
・焚き火があることのメリット・デメリット
・焚き火台を選ぶ際のポイント
「焚き火台を購入したほうがいいのか分からない…」という方は是非この記事を参考にして下さい。
キャンプでの焚き火の役割は「調理・灯り・暖かさ」などがあり、なくてはならないものとなっています。
そしてなんといってもキャンプならではの雰囲気を味わうことができるので、たくさんの人が焚き火をしてキャンプを楽しんでいます。
とても人気のある焚き火ではありますが、近年キャンプ場では環境保護や火事の危険性を考慮して直接地面で行う焚き火を禁止しているところが増えています。
そのため、焚き火をするには焚き火台を設置することが必要です。
焚き火がなくてもキャンプ自体は行うことができますが、
・焚き火を囲みながら暖をとる
・灯りがあることで家族や友人の表情を楽しみながら夜明けまで語り合う
・焚き火の炎に癒やされる
というような楽しみ方はあるので、キャンプをするなら焚き火は絶対にしたいと思う方も多いでしょう。
焚き火台があれば、焚き火禁止のキャンプ場でも焚き火を楽しむことができ、バーベキューコンロの代用として調理をすることもできます。
これからキャンプを趣味にしたい、一度キャンプをしてみたいという方は焚き火台の必要性については知っておいてくださいね。
最近では、少人数向けの携帯用の焚き火台や大人数向けのおしゃれな焚き火台など、幅広い種類のものが揃っています。
焚き火台が活躍するシーンもあれば、ほかの道具を使うシーンもあるので、キャンプの目的に合わせて選ぶようにしましょう。
基本的な焚き火台のメリットは主に5つです。
・キャンプ料理が楽しめる
・暖がとれる
・リラックス効果がある
・キャンプがさらに盛り上がる
・家族や友人との会話が弾む
前述していますが、焚き火台の上に網を置くことで、BBQコンロの役割を果たし、キャンプ飯を作れるツールにもなります。
また、冬に焚き火があると暖が取れるので、寒さをしのぎたい時に役立ちます。
ほかにも、焚き火をすること自体がキャンプの楽しみのひとつですし、炎にはリラックス効果もあるので、家族や友人との会話が弾むきっかけにもなります。
焚き火台のデメリットは下記の2つ、
・荷物が増える
・一度に燃やせる薪の量が限られている
などが考えられます。
焚き火台を使うとなると、荷物が増えるというデメリットはあるので、なるべく軽装でキャンプに行きたい方は小さく収納できるコンパクトタイプの焚き火台を選びましょう。
あるいは、大きな荷物を運べる大型の車でキャンプ場を訪れるのも良いかもしれませんね。
そして焚き火台は火床の高さによって、燃やせる薪の量が限られてしまうこともデメリットです。
キャンプの参加人数が6人以上になるときは、大きなコンロを使ったり焚き火台を複数用意すると良いでしょう。
人数に合わせて、大きさと個数を選ぶことが重要ということも忘れないようにしてくださいね。
これからキャンプを始める人にとっては「どの焚き火台を選べば良いのかわからない」という人がほとんどだと思います。
そこで、ここからはキャンプ初心者でもわかる、焚き火台を選ぶ5つのポイントについて紹介します。
・参加人数は何人?
・どんな料理をする?
・耐荷重はどのくらい?
・浅型or深型で選ぶ
・価格はいくらまで大丈夫?
上記の5つを参考にしながら焚き火台を選ぶと、失敗がなく購入できるでしょう。
まずはキャンプに参加する人数が何人なのかをしっかり把握しておくこと。それによって人数にあった焚き火台を見つけることができます。
例えば、家族4人で鍋を囲む場合には、薪を多めに入れられて鍋が乗せられるような焚き火台が適しており、ソロキャンプの場合は、1人用の小さめの焚き火台でも十分足ります。
参加人数に合わせて大きさを選ばないと「小さかった…」「大きすぎてかさばる…」ということにもなりかねないので注意してくださいね。
どんな料理をするのかによっても選ぶ焚き火台が変わってきます。
煮込み料理などをしたい場合は、お湯を沸かすのにも便利な五徳付きの焚き火台が良いでしょう。
また、バーベキューをしたい場合は焼き網がついている焚き火台がおすすめです。
ただし、焚き火台の形状によっては市販の焼き網が上手くセットできないこともあるので、焚き火台を購入前に確認しておきましょう。
もし自分で判断できない場合は、お店のスタッフに聞いて確認するようにしてくださいね。
調理によっては、焚き火台の耐荷重を気にする必要があります。
例えば、「ダッチオーブンを使って肉の塊や丸鶏を調理したい!」という場合、ダッチオーブンと食材の重さを考慮して焚き火台を選ぶ必要があります。
ダッチオーブンは、大きさによっては10kgを超えるものもあるので注意が必要です。
焚き火台には、浅型と深型の2種類があることを覚えておいてください。
浅型は、炭床の面積が広く火加減の調整がしやすいのが特長です。深さがないので薪をくべやすく、火が付きやすいです。
さらに持ち運びや収納が楽なので、キャンプ初心者でも扱いやすいでしょう。
深型は炭床に深さがあるので、調理にも使用でき、浅型よりも薪を多くくべられるので、火力が強く維持して調理ができます。
しかし、浅型よりも深さがあるため、薪がくべにくいというデメリットがあります。余裕をもって薪をくべるようにするには、45cmほどのものを選ぶと良いでしょう。
最後に焚き火台にいくら費用をかけられるかチェックしておきましょう。
値段の高いものだと、持ち運びしやすい軽量であり、熱に強くて頑丈なな焚き火台がほとんどです。しかし、安いものだと製品によっては長く使っているうちにより高い性能が欲しくなったり、耐久性の面で物足りなくなったりするかもしれません。
これから先も長く使うことを考えているなら、少し費用がかさんでも思い切って高いものを購入しておく方が安心です。
ただしキャンプの必須アイテムはほかにもあるので、キャンプ用品全体にかけてもいい予算をふまえて選ぶようにしてくださいね。
ここまでで紹介してきた通り、ソロキャンプや複数人キャンプといった使用用途にあわせて焚き火台を選ぶことが大切です。
焚き火を絶対にしないといけない、というわけではありませんが、できるならばキャンプの雰囲気を最大限味わいたいですよね。
キャンプ好きは必ずすると言って過言ではない焚き火。最近では直火禁止のキャンプ場が増えているので、本記事を参考にして自分に合った焚き火台を購入してみてください。
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