2021年10月02日
by TOTO株式会社 |
公開:2021.10.02 11:40 更新:2022.01.11 13:43
レバーハンドルの動きが悪くなると、途中でひっかかり、トイレの水が止まらなくなることがあります。
そんな時はレバーハンドルを交換しましょう。
レバーハンドルの動きが悪くなると、途中でひっかかり、トイレの水が止まらなくなることがあります。
そんな時はレバーハンドルを交換しましょう。
※ウォシュレット一体形便器(タンクが樹脂製のもの)または、オート便器洗浄付き・リモコン便器洗浄付きのレバーハンドルの場合は、お買い求めの販売店もしくは工事店へご依頼ください。
・トイレ(タンク内)の水が止まらない事象の解決方法です。
・状況を正しく確認し、確実に作業を行うために、必ずトイレの水道の止水栓(元栓)を確認します。
・タンク内部に水がたくさん流れている場合は水位調節の際にタンクから水があふれる可能性がありますので、作業を始める前に止水栓を閉めましょう。
【タンクふたを持ち上げるだけで外れるタイプ】
TOTOレスティカ・CSRシリーズ(タンクふた内側に樹脂カバーがあるタイプ)の場合
垂直に持ち上げてください。
【タンクふたを持ち上げるだけでは外れないタイプ】
まずタンクのふたを垂直に持ち上げます。持ち上げるだけで外れるタイプもあります。持ち上げるだけで外れないタイプは、手洗金具とボールタップがのじゃばら管で接続されています。この場合は、まずふたを起こし、じゃばら管に接続している部分のナットを、手で左(反時計まわり)にまわすと外れます。
【手洗なしタンクの場合】
タンクふたを垂直に持ち上げると外れます。
【▲注意!】
タンクふたは落とさないように注意する
破損してけがをするおそれがあります。
※ふたの開け方は「トイレのしくみ」をごらんください。
https://jp.toto.com/support/repair/solution_t/shikumi.htm
【一般型タンクの場合】
1.水を一度タンクから抜きましょう。
2.タンク内のレバーハンドルの先に付いてる鎖を外してから、レバーハンドルを固定するナットを回し外して、レバーハンドルを引き抜きます。
3.新しいレバーハンドルをタンクに差し込み、パッキンをはめ、ナットで締めつけます。
このとき、レバーハンドルの2つの突起が真上になるようにします。
※タンク内のしくみと部品名称については、「トイレのしくみ」をご覧ください。
https://jp.toto.com/support/repair/solution_t/shikumi.htm
※図以外のタンクの場合の対処方法は、「取扱説明書」よりご確認ください。
https://jp.toto.com/support/manual/
止水栓には、故障時に水を止める役割と、水勢を調節する役割があります。
トイレの修理をするときは、まず止水栓を閉めましょう。うっかり忘れると、作業中にタンクから水があふれて大変です。
万一、故障があって、水が止まらなくなっても、タンクから水があふれないように止水栓の調節をしておきましょう。また、給水音の大きさが気になるときも、止水栓を「閉側」へ調節してください。
浮玉を手で下まで押し下げて、止水栓を徐々に開いてください。この状態で水面がオーバーフロー管より1cm以上、上昇しない程度に止水栓を開け、調節してください。
ピュアレスト・レスティカ・CSRシリーズ(タンクふたの内側に樹脂カバーがあるタイプ)は、止水栓の調節は不要です。
※水位調節方法は「止水栓の閉め方と調節方法」をごらんください。
https://jp.toto.com/support/repair/solution_t/shisuisen.htm
【レスティカ・CSRシリーズ(タンクふた内側に樹脂カバーのあるタイプ)の場合】
手洗付の場合は、A部をB部に差し込んでタンクふたをのせてください。
タンクふたが浮いていたり、ぐらつく場合は、差し込みが不十分ですので、再度差し込み直してください。
ウォシュレット一体形便器(タンクが樹脂製のもの)または、オート便器洗浄付き・リモコン便器洗浄付きのレバーハンドルの場合は、お買い求めの販売店もしくは工事店へご依頼ください。
https://jp.toto.com/support/repair/request/index.htm
古い機種のタンクには、金属製のレバーハンドルが付いているものがあり、この場合は、次の手順で分解し、お手入をすると、作動が良くなることがあります。
※オート・リモコン便器洗浄付きの場合、レバーハンドルの交換については、お買い求めの販売店もしくは工事店へご依頼ください。
1.フロートバルブの鎖を外し、ねじを外します。
ねじが見えないタイプは、キャップの下にねじがあります。
2.ハンドルを引抜き、軸をタンク内側へ引抜きます。
3.軸に付着した水あかやサビなどを耐水ペーパーで取り除きます。
4.汚れを落とした軸部にグリスやシリコンオイルを塗布します。
5.軸をタンク内側へ取り付け、ハンドルをはめ込みます。
6.ねじで固定し、フロートバルブの鎖を取り付けます。
※上記はあくまでも応急処置になります。それでも作動が悪い場合は、レバーハンドルを交換しましょう。
これで修理・調整のステップは完了です。
※便器・タンクにより交換する部品の品番が異なります。品番検索画面よりご確認ください。
COM-ET(建築専門家のための情報サイト)にて、知りたい品番を検索することができます。
TOTOレバーハンドルの品番を下記より確認できます。
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