2021年02月07日
by パール金属株式会社 |
公開:2021.02.07 18:40 更新:2021.10.04 16:23
キッチン用品のよくあるご質問にお答えいたします。今回は『鍋・フライパン全般』の質問にお答えいたします。
A..この現象は突沸(とっぷつ)現象と呼ばれています。ステンレス鋼製の鍋に限らず、他の素材の鍋において も報告例があります。「突沸」とは、その名の通り突然に沸騰する現象です。水、牛乳、豆乳、酒、味噌汁、コーヒーなどの液体を温める時に些細なきっかけ(容器をゆする、塩、砂糖などを入れる)で生じます。直火 でこれらを温める時などに起きることがありますが、電子レンジでも起こりやすい現象です。 味噌汁の場合原因としては、味噌に含まれているだし成分や麹(こうじ)が鍋内の底に沈殿し、 鍋の底に蓋をしたようにびっしりと溜まった状態になり、次に味噌汁を再加熱した時、その際に発生した 鍋内の気泡が沈殿し溜まった味噌を一気に押し上げます。その衝撃で鍋蓋と共に内容物(具)が一緒に 飛び散ったものと考えられます。
また、この突沸現象は、常に発生する訳ではなく、味噌の種類、量、火力の大小、具の量等いくつかの条件の 組み合わせが重なった場合に極稀に発生する現象です。
この突沸現象を防止するには下記の事項を心掛けて再加熱を行って下さい。
① 温め直しの時は、事前にお玉等で良くかき混ぜてから加熱してください。
② 一気に強火で煮立てないでください。
③ お玉等でよくかき混ぜながら煮たててください。
A.お鍋自体が軽い為に、温度センサー付コンロなどの温度を感知するガスコンロの場合は、センサー軸のバネの影響で、鍋やフライパンを押し上げることになり、鍋やフライパンが傾く現象になりますので、ご注意をお願いします。ご使用の際は、必ず、取っ手を持ちながら調理してください。取っ手をはなして使用すると転倒や落下などにより火傷のおそれがあります。
A. 製品的には、何も入れない状態で、テーブルの上に置いて傾かなければ正常商品と判断しております。
A.はがし方は下記を参照して下さい。
① ドライヤーの熱風をシールにあて、シール裏面の糊を柔らかくしてはがす。
②お湯に浸して、シール裏面の糊を柔らかくしてはがす。
③除光液を使用してシール裏面の糊を柔らかくしてはがす。
※除光液を使用した場合は、中性洗剤で良く洗い流してから使用して下さい。
A.長時間高温になると樹脂部分の劣化を早める恐れがありますのでご注意ください。
基本的にご使用いただけますが、製品の寿命に影響が生じるものと考えます。洗剤は中性のものをお使い 下さい。
また、アルミ素材の鍋・フライパンは食洗機の種類によってはお使いになれない場合がありますので、食洗機の取扱説明書をご確認ください。(アルミ素材の変色、劣化がおこる為)
A.予熱は中火以下で30秒~1分くらいまでです。水滴を落として、水が軽くはじく程度が目安になります。予熱の範囲を超えると空焚き状態になりますので注意しましょう。
A.中性洗剤と柔らかいスポンジで汚れは十分落とせます。金属製や研磨剤入りのタワシ、研磨剤入りの洗剤は さけてください。洗った後は、自然乾燥かふきんで水分をふき取ってからしまいましょう。
水分を飛ばすための空焼きは厳禁です。
提供元:パール金属株式会社
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