2020年11月27日

遮光ネットは夏の強い日光と高温から植物を守り、最適な育成環境をつくります

by 株式会社イノベックス

公開:2020.11.27 15:50 更新:2021.10.04 16:23

夏場の強すぎる日光と高温は、植物の葉焼けをおこします。
また、一部の観葉植物や観賞用のランなど強い光が苦手な植物もあります。
株式会社イノベックス(旧・ダイオ化成)の遮光ネットは、太陽光をそれぞれの植物に適した光に和らげたり、温度の上昇を防いで、最適な育成環境をつくります。
遮光以外にも、冬場の保温、雪囲い、霜よけ、地面の乾燥防止や雑草除けなど、さまざまな用途があります。

1.網組織

株式会社イノベックス(旧・ダイオ化成)の遮光ネットには、織物タイプと編物タイプがあります。

2.平織

平織

形状安定がよく、均一な網目を作れます。

目ずれの可能性があるため、比較的細かい目のネットに向いています。

製造には精度を要求され、技術が問われる製品です。

3.カラミ織

カラミ

平織りを一部改良したもので、植物の欠点である目ずれ、ほつれに強いタイプです。

軽く、かさ張らない上に、延び縮みがなく常に均一的な遮光率が得られるため、理想的な遮光資材で株式会社イノベックス(旧・ダイオ化成)は、遮光資材では「カラミ織り+ホツレ止め」製品をメインにご用意しております。

4.ラッセル編

ラッセル

製造過程で特殊な網目を作ることができ、切り口がほつれにくい反面、編物なので延び縮みしやすく、目が粗い場合に安定した遮光率が得にくい、収納時にかさ張るなどの欠点があります。

5.遮光率

遮光率、透光率とは

照射される光のうち、どのくらい光を遮るかを表した参考値です。

例えば、遮光率75%は、その場の光を約75%カットして約25%に弱めるという事になります。

その一方で、遮光率90%はほとんど遮光せず光をよく通す事を意味します。

遮光ネットとしては遮光率約20%から98%までがあり、季節や対象作物、使用目的などにより使い分けられています。

6.遮光ネット使用上のご注意

*最適な遮光率は作物や地域、気象条件によっても異なります。

*遮光ネットは光線を和らげ温度上昇を抑制しますが、周囲の気温以下に下げることはできません。

*密閉された状況や換気が悪い場合には逆に気温を上げてしまう場合があります。

特に夏場は必ず通気を確保してください。

提供元:株式会社イノベックス

https://www.innovex-w.co.jp/

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