DCMが展開するオリジナル工具を使ってDIYを楽しむ「DCM de DIY」。第5回目となる今回は、DCMブランドの『タッカー&ホッチキス』をピックアップ。タッカーだけで作れてしまう、自分だけのオリジナルフォトフレームを作ってみましょう!
2018年03月27日
DIYer(s)さん |
DCMが展開するオリジナル工具を使ってDIYを楽しむ「DCM de DIY」。第5回目となる今回は、DCMブランドの『タッカー&ホッチキス』をピックアップ。タッカーだけで作れてしまう、自分だけのオリジナルフォトフレームを作ってみましょう!
公開:2018.03.27 00:34 更新:2018.07.12 13:48
毎月DCMおすすめのオリジナル工具にフィーチャーする「DCM de DIY」ですが、今回はタッカー&ホッチキスを使ってフォトフレームのDIYに挑戦します!
こちらがDCMブランドから発売している、『タッカー&ホッチキス』。タッカーってどんな工具?と思われる方もいらっしゃると思うので、簡単にご紹介。タッカーとは、工具におけるホッチキスのような機能を持ったもので、先端の放出口からステープルと呼ばれる針を放出します。これにより木材同士の固定はもちろん、壁紙の貼り付けやソファ・イスの座面張り替えなどに、活躍してくれるんです。さらに使い方はとっても簡単。ハンドルを握るだけで、ステープルが打ち込まれるんです。
ということで、早速フォトフレームのDIYに挑戦していきましょう!今回はDCMホーマック八王子みなみ野店にあるお客様工作室でDIYしてみました。
店内に構えたお客様用のDIYスペース。購入した木材のカットやかんたんなDIYであれば、こちらで作業可能です。
・木材a×4(225x45x32mm)
・木材b×4(180x45x32mm)
・フォトフレーム用留め金
※写真右側は木材a、bをそれぞれ2本ずつ225x35x32mm、180x30x32mmでカットしたものと、その端材。
実はこちらの材料、すべてのカットが店舗内に構える「マイスター工房」で購入した木材をカットしてもらったもの。つまりはタッカー&ホッチキスと木材さえ用意してしまえば、フォトフレームが簡単にDIYできてしまうんです。ほかにも、曲線のカットなども対応してくれます。
今回の塗装には、ターナー色彩のミルクペイントシリーズを使用します。左から順番に、割れた表面を表現するクラッキングメディウム、経年変化したような雰囲気を演出するアンティークメディウム、ミルクペイントです。
※『ミルクペイント』シリーズは店舗によってお取り寄せになる場合がございます。
まずは木材a、bをフォトフレームの形に整えます。木材それぞれの斜めにカットした部分をタッカーで固定していきます。
作業に入る前に、簡単にタッカー&ホッチキスを使い方をご紹介。まずは、本体の底部にあるステープルホルダーを引き出します。
引き出した部分に、ステープルを挿入します。
その後、ステープルホルダーを差し戻したら、準備完了です。早速、木材を固定していきましょう。
木材同士をしっかりと密着した状態で、タッカーを打ち込みます。この時のポイントは、タッカーの放出口をしっかりと固定する木材にくっつけること。離れてしまっていると、ステープルの打ち込みが浅くなってしまい、木材から飛び出た状態になってしまいます。
横から見ると、このような状態です。タッカーと木材の間に隙間ができないように、注意しながら作業を進めましょう!
接続部分に各2〜3回ほど、タッカーを打ち込めば固定完了です。幅を短くカットした木材も同様に固定していきましょう。
内枠の広さが異なる2つのフレームが完成したらこのステップは完了です。
まずは木工用接着剤を塗布します。タッカーを打ち込んでいる面同士が向き合うように固定しましょう。
続いて、フレーム同士の側面にタッカーを打ち込みます。4辺それぞれ2ヶ所ずつ固定すれば完了です。
フォトフレームの原型が完成しました!このままでも木目を生かしたシンプルな見た目ですが、塗装で一工夫加えていきましょう。
まずは紙やすりで表面をきれいにしたのち、クラッキングメディウムを塗布します。塗った直後にミルクペイントなどで色を乗せることで、乾燥した際にパリパリと割れた表面を作り出します。
今回はトーンを抑えたブルー系のミルクペイントで塗装しています。塗り終わったら、あとは乾燥を待つだけ。
乾燥後に、アンティークペイントでエイジング加工を施すのですが、こういった待ち時間に嬉しいギミックが備わっているのが、DCMブランドのプレミアム多用途刷毛(ハケ)。持ち手にフックがついているため、塗料容器のふちに使用途中の刷毛を引っ掛けておけるんです。
塗料が乾燥したら、内枠が広い方のフレームへ、留め金具を取り付けます。そこへ幅を短く切った際に出た端材をはめ込めば、写真が固定される仕様となっています。
タッカー&ホッチキスで作る、フォトフレームの完成です!こちらのフォトフレームはシンプルなスクエア型シルエットなので、塗装を施すことで自分らしいデザインに仕上げられるんです。今回はペイントを施しましたが、エイジング塗料などを使用して、ヴィンテージ調にアレンジするのもオススメです。
壁にかけた様子がこちら。写真だけではなく、ポストカードなどを入れて壁に飾ってみてもいいですね。インテリアコーディネイトする際は、サイズ違いのフォトフレームを複数作ってレイアウトしてみるのもおしゃれに仕上がるはずですよ。
既製品のフォトフレームも素敵ですが、せっかくお気に入りの写真を飾るのなら、フレームまでDIYしてみてはいかがでしょうか?世界に一つだけのフォトフレームに飾れば、より一層その写真が好きになるかもしれませんよ。
今回紹介したこちらの工具。みなさまお気づきかもしれませんが、タッカー&ホッチキスという名の通り、ホッチキスとしても使用可能なんです。木材にもステープルを打ち込めるパワーを生かして、コピー用紙20枚まで留めることが可能となっています。DIYするときだけではなく、文房具としても日常生活で役立つこと間違いないですね。
DCMホーマック 八王子みなみ野店
住所:〒192-0916 東京都八王子市みなみ野1-3-1
電話番号:042-632-6868
営業時間:9:30~20:00
不定期でDIY教室を開催する「DCM DIY倶楽部」も店舗内に設置されています。初心者の方でも挑戦しやすいDIYが楽しめるさまざまなプログラムが展開中!
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