2018年春に発売されたホームセンターDCMの最新工具シリーズ。ホワイトとブラックのボディカラーというなんともモダンなデザインに、DIYer(s)編集部も思わず熱視線。そんなDCMブランドの新作工具について、開発担当者さんに根掘り葉掘り聞いてみました!
2018年06月26日
DIYer(s)さん |
2018年春に発売されたホームセンターDCMの最新工具シリーズ。ホワイトとブラックのボディカラーというなんともモダンなデザインに、DIYer(s)編集部も思わず熱視線。そんなDCMブランドの新作工具について、開発担当者さんに根掘り葉掘り聞いてみました!
公開:2018.06.26 18:35 更新:2018.07.10 11:03
日本全国に655店舗展開する国内最大のホームセンターDCM(2018年6月時点)。そんなホームセンターから世のDIYerに向けた、最新工具シリーズがリリースされました。2018年春に発売された同シリーズは、ドリルドライバー、インパクトドライバー、丸ノコ、ジグソー、サンダーの5種類。今までの電動工具にはなかったおしゃれなデザインに、思わず釘づけになりますが、見た目だけではないこだわりについて、開発担当者さんにお話を伺いました。
こちらが最新工具シリーズの開発担当者、松本さん。
DCMブランドの新作工具たち。左から順番にジグソー、サンダー、インパクトドライバー、丸ノコ、ドリルドライバーがラインナップ。
「今、いろいろな人に楽しんでいただいているDIY。我々ホームセンターとして、世の中のDIYerにどのような貢献ができるのか?それを考えた結果、今回の新作工具の開発に至りました。DIYに興味がある方、始めてみたい!という方の後押しになるような商品を開発したいという思いを持って、商品開発に取り組ませていただきました」
初心者の方にとってどのような工具が最適なのか?さまざまな試行錯誤を繰り返し、商品化に至ったそう。
「まず第一のテーマが“軽量・コンパクト”であることです。それでありながら、十分なパワーを持っている。それを実現するために採用したのが、10.8Vバッテリーです。プロの職人さん向け工具ですと18Vなどが主流ですが、一般的なご家庭でDIYを楽しんでいただく分には10.8Vでもスリムでありながら十分なハイパワーを提供してくれるんです」
全モデルに使用可能な10.8Vバッテリー。スペースの取らない円柱型のシルエットで、電動工具の軽量・コンパクト化に大きく貢献しています。
「ほかにはインテリアになじむデザインであることも意識しています。いくつかの候補の中から、モニターさんにも協力いただいて決定したのが今回のホワイト。男性・女性、どちらにも使っていただけるカラーリングに至るまで、何度もサンプル作成を繰り返しました。加えて、グリップなどのラバーパーツを可能なかぎり省くことで、握りやすさはキープしつつもモダンな見た目に仕上げています」
確かに一般的な工具に比べても、ラバーパーツが少なめのデザイン。それでいてグリップのしやすさをキープできているのは、開発チームの試行錯誤のたまものです。
「そして最後に、購入してもらいやすい価格であることにこだわりました。今回のシリーズは、電動工具単体で税込¥3,000~¥5,000台で価格設定しています。さらにバッテリーや充電器もバラ売りにすることで、自分に必要な分だけ購入いただけるようにしているんです。電動工具が増えていくと、使わない充電器も増えていくという話もモニターさんからもよく伺っていました」
モニターさんの声が大きく反映された新作工具たち。DIYer(s)編集部でも実際に試用させていただきましたが、確かに軽量コンパクトでありながら、DIYに十分なパワーと使いやすさを実現しています。
「モニターさんの声を反映した、DIYerのための工具たち。それでもその魅力が、お店に来店されたお客様に伝わらなければ、意味がありません。そのため、商品の魅力がお客様に伝わるような売り場作りもこだわりました」
DCMホーマック八王子みなみ野店の一角。厚手の段ボールを材料に、クラフト感のあるディスプレイを行っています。
「いろいろなこだわりを落とし込んだ電動工具ばかりなのですが、まずはジグソーから」
充電式ジグソーはなんと本体価格3,980円というリーズナブルな価格を実現しています。
「DCMのジグソーは、トリガーを引いている時だけブレードが動くのではなく、スイッチを入れている間稼働し続けるスイッチタイプ。ジグソーを動かすことだけに集中できますので、初めて扱う方にも安心してお使いいただけると思います。ほかにも、木工用、軟鋼板用、非金属用と3種類のブレードがついていたり、ブレードの着脱がワンタッチで行えるなどお、とにかく使いやすさやDIYへの取り組みやすを意識しています」
写真のようにセーフティスイッチを押した後は、本体反対側にある始動スイッチを押すだけでブレードが動き出します。トリガーを引き続ける必要がないので、女性の方には嬉しい仕様となっています。
上から順番に木工用、軟鋼板用、非金属用のブレード。あらかじめ3種類のブレードが付属することで、さまざまな作業に対応します。
ブレードは、写真のようにレバーを強く引くだけで取り外し可能。取り付ける際もアタッチメント部分に、差し込むだけでOK。
「続いて、木材の研磨作業などに活躍するサンダーについてです。ジグソー同様にスイッチ一つでON/OFFの切り替えができるというシンプルな使い方となっています。それ以外には、手の小さい女性でも握りやすいような設計にこだわりました」
工具を起動させる際は、写真のようにONボタンを押すだけでOK。一目見ただけで、簡単に使用できるシンプルさが初心者の方には嬉しいですね。
程よく丸みを帯びたシルエットは、とにかく握りやすいデザイン構造。手の小さな女性でも安定した操作性を実現しています。
「最後は、丸ノコのポイントについて、ご紹介します。重量約1.75kgという計量・コンパクト化を実現するにあたって、こちらはブレードのサイズが外径85mmと小さなものを選んでいます。どうしても丸ノコは大きいブレードやその重量から、初めての方には取り扱うのに少し勇気がいる工具ですが、その点を解消できたのかなと思っています。木材のちょっとしたカットにも適しているので、プロの現場などでも愛用いただいているようです。その点は嬉しい誤算でしたね」
一般的なDIYでは十二分な効果を発揮する外径85mmのブレード。プロの現場からも支持を得ているようです。
軽量・コンパクト、モダンなデザイン、リーズナブルな価格以外にも、開発者として使い手のことを考えたディテールが落とし込まれた工具たち。私たちDIYerの強い味方となってくれること請け合いです。
「DIYに興味がある人、これから始めてみたい人、現役DIYerさん。日本全国すべてのDIYerの方に実際に手に取って、使っていただきたいと思っています。またそれだけではなく、軽量・コンパクトな電動工具を必要としているプロの方たちにも、新作工具の使用感を体験していただきたいですね」
一番に私たちDIYerのことを思って開発されたDCMの新作工具たち。日々のDIYに取り入れることで、きっと快適な時間を提供してくれるはず。ぜひ店頭で手に取って、その使用感を体験してみくださいね。
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